丸山神明社(まるやましんめいしゃ)とは愛知県名古屋市千種区丸山町に鎮座する神社である。単に丸山神社ともいう[1]。旧社格は村社[2]。
概要
創建は16世紀後半、元亀天正年間(1570年 - 1593年)である[3]。古井村から分かれた開拓村[4]であった愛知郡丸山村の氏神として信仰されてきた[5]。
天保5年(1834年)、入り口付近に現存する秋葉常夜灯が建立された。秋葉常夜灯は千種区内では数が少ない[6]。
農耕の神を祀り、毎月1と6の日に野菜市(朝市)が開かれる[6][7]。
Jリーグクラブの名古屋グランパスのサポーター組織「グランパスS.A」と2005年(平成17年)頃から交流があり、戦勝祈願だけでなく、宮司が「勝獲」の横断幕の揮毫をしている[8]。
祭神
- 天照皇太神
- 元々は開拓村の氏神であり、農耕神である。
- 現在は、名古屋グランパスのサポーターにより必勝の神様としても信仰されている。戦勝祈願の参拝客も訪れる[8]。
境内社
八幡社(應神天皇)、春日社(春日大神)を摂社とする[3]。
他に津島社、秋葉社、洲原社、山神社、丸福稲荷社(幟は「丸福稲荷大神」)、丸山天神社(社名碑は「太宰府北野両宮御祭神 丸山天神」)、木霊社、辨天社がある。
祭礼
例祭は10月15・16日に行われる大祭である[3]。
交通アクセス
関連項目
脚注
- ^ 西方にある交差点に「丸山神社西」の名称が付されている。
- ^ 愛知郡誌。東山村大字田代字村内の村社神明社として記載されている。
- ^ a b c 境内案内板。
- ^ 千種区「千種区の町名の由来」。
- ^ 寛政期の「愛知郡村邑全図 丸山村」( 愛知県図書館)に「氏神」として記載されている。
- ^ a b 千種区「丸山神明社」。
- ^ 愛知ガイド。
- ^ a b グランパスS.A。
- ^ 徒歩距離および時間はgoogleマップの表示による(2013年10月28日閲覧)。
外部リンク・参考文献