中華民国の国章(ちゅうかみんこくのこくしょう)である青天白日の紋章は、中国国民党の党章に起源を持つ。青天白日満地紅旗と青天白日の紋章の関連は、中国国民党の前身である中華革命党が中華民国の成立に関わったためであり、政党主権政体(党国体制)という特殊的な事情があることによる。
国章は、一定の間隔で放たれた光線をもつ太陽のデザインであり、太陽は空の広さを象徴している。中国国民党の党章である太陽の光線は、太陽のように強力な革命の精神を象徴している。
歴史
中華民国の最初の国章は、教育部の周樹人(のちの魯迅)、銭稲孫、許寿裳らによって1912年8月28日に西洋の紋章学に基づい考案された。これは皇帝の袞衣の伝統的な文様(十二章)に基づいており、1913年2月に国章として制定された。中華帝国(1915-1916)も、この国章を使用していた。
青天白日の紋章は、1924年に黄埔軍官学校の何応欽によって考案された。1928年に中華民国の国旗および国章に関する法律によって、国章として制定された。
ギャラリー
脚注
関連項目