中山 善衞(なかやま ぜんえ、1932年(昭和7年)7月7日 - 2014年(平成26年)6月24日)は、日本の宗教家。天理教3代目真柱。
生涯
1932年(昭和7年)、天理教の2代目真柱である中山正善の長男として生まれた。
当時彼がまだ学生時代を送っていた1949年(昭和24年)10月26日に真柱継承者に推戴され、1951年(昭和26年)に慶應義塾大学文学部史学科に入学。大学卒業後は1958年(昭和33年)に結婚し、後に4代目真柱となる長男中山善司を筆頭に3男3女をもうける。
1967年(昭和42年)11月14日、2代目真柱である父・正善の死去に伴い3代目真柱に就任。1998年(平成10年)に長男の善司に真柱の理を継承させるまでの約31年間に渡り真柱を務めた。
2014年(平成26年)6月24日の午後7時55分、心不全のため奈良県天理市三島町の自宅で死去した[1]。81歳没(出直し)
著書
- 『僕のインタビュー - 中山善衛対談集』(天理教道友社、1962年)
- 『道しるべ』(天理教道友社、1976年→1994年)
- 『喜びの日日』(天理教道友社、1992年)
- 『若者に期待する - 三代真柱お言葉』(天理教道友社編、1998年)
- 『教会内容の充実 - 三代真柱お言葉』(天理教道友社編、1998年)
脚注