中内 力(なかうち つとむ、1931年(昭和6年) - 2012年(平成24年)12月15日)は、日本の実業家。神戸ポートピアホテル創業者。
経歴
神戸市生まれ。神戸商科大学卒業。兄の中内㓛が創業したダイエーで兄の右腕として財務・管理部門を担い専務取締役まで務め、「もう一人の創業者」とも呼ばれたが、兄と対立し1969年に退社した[1]。
退社後、神戸市にレストラン等を営むシンエーフーヅを創業。
1981年、ポートピア'81の開催に合わせて、大型コンベンションを誘致できるホテルとして神戸のポートアイランドに神戸ポートピアホテルを開業し、社長、会長を務めた[2]。ホテル周辺には神戸国際会議場なども立地し、神戸コンベンションコンプレックスを形成している。また、兵庫県や神戸市へのコンベンション誘致をサポートする目的で[3]中内力コンベンション振興財団を設立し、理事長を務めた。
2012年12月15日、急性心不全のため死去。満81歳没[4]。
家族
脚注