下麻生町(しもあそうちょう)は、かつて岐阜県加茂郡にあった町である。
飛騨川流域の町であり、分割編入され、現在の加茂郡川辺町北部、七宗町南部に該当する。
歴史
江戸時代、この地域は美濃国加茂郡に属し、尾張藩領であった。切り出した木材は1本単位で飛騨川を流し、下麻生村の下麻生湊で筏を組んで下流に流したという。下麻生村は飛騨川の重要な湊であった。
- 1893年(明治26年)4月27日 - 麻川村が分割され、上川辺村と下麻生村(ともに2代)となる。
- 1896年(明治29年)11月13日 - 下麻生村は町制施行し、下麻生町となる。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 下麻生町は分割され、北部の中麻生地区は加茂郡七宗村に、南部の下麻生地区は加茂郡川辺町に編入される。
学校
交通
その他
かつての下麻生町役場の建物(1922年完成・木造)は移築され、川辺町内に公民館として現存している。
関連項目