ヴァインヤードヘヴン (Vineyard Haven) とは、アメリカの競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2008年のホープフルステークス、シャンペンステークス、2009年のフランク・J・ドフランシス記念ダッシュステークス。
ヴィンヤードヘヴン、ヴィンヤードヘイヴンという日本語表記もある[2][3]。
経歴
- 特記事項なき場合、本節の出典はEQUBASE[1]
2008年6月28日、コールダー競馬場のメイドン戦でデビューし1着。その後、ロバート・フランケル厩舎に移籍。移籍初戦としてG2サンフォードステークス(英語版)に出走し3着。続くG1ホープフルステークスではスタートから一度も先頭を譲らずに後続に2馬身差以上をつけて勝利し、デビュー3戦目でG1タイトルを手中に収めた。シャンペンステークスでもエーピーカーディナルを競り落として勝利。この勝利で、ミッドシップマンと並び2009年のケンタッキーダービーの有力候補とされる。11月初頭にゴドルフィンへ非公開価格で購買されて移籍し、ライバルと目されている同じミッドシップマンと同じ馬主となった[4]。
2009年は2月12日のG3UAE2000ギニーから始動し、デザートパーティの4着[2]。半年の休養後、8月29日のキングスビショップステークスに出走、1位で入線するも進路妨害により2着に降着[2]。その後、10月24日のフランク・J・ドフランシス記念ダッシュステークスでは1番人気に応え勝利した[2]。続く11月28日のシガーマイルハンデキャップでは3着として休養に入り、休養中にサイード・ビン・スルール厩舎に移籍。移籍緒戦となった7月23日のジェームスマーヴィンステークスに出走して勝利を収め、9月4日のフォアゴーステークスに出走したが3着[2][5]。11月6日のブリーダーズカップ・ダートマイルでは6着[2]、続くシガーマイルハンデキャップでも7着に終わり、このレースを最後に現役を引退した。
競走成績
以下の内容は、EQUBASE[1]の情報に基づく。
引退後
引退後は、フロリダ州オカラのジャーニーマンスタッドで種牡馬となり[6]、2013年からはフロリダ州レディック近郊のウッドフォード・サラブレッズに移動した[7]。
血統表
ヴァインヤードヘヴンの血統 |
(血統表の出典)[§ 1]
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父系 |
ミスタープロスペクター系
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父 Lido Palace 1997 栗毛 チリ
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父の父 Rich Man's Gold 1992 栗毛 アメリカ
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*フォーティナイナー
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Mr. Prospector
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File
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Honest Joy
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Honest Pleasure
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Dimashq
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父の母 Sonada 1984 栗毛 チリ
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Quick Decision
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Pronto
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Moment of Truth
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Siempre Arriba
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Scelto
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Siempre Linda
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母 Princess Aloha 1995 芦毛 アメリカ
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Aloha Prospector 1985 鹿毛 アメリカ
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Native Prospector
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Mr. Prospector
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French Blossom
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Ms Hapa Haole
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Hawaii
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Exorbitant
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母の母 Prestigeous Lady 1983 芦毛 アメリカ
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Bold Josh
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Tentam
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Miss Tusculum
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Salt Meadow Lady
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La Cimas Prince
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Paula Jean
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母系(F-No.)
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(FN:9-h)
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5代内の近親交配
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Mr. Prospector 4 x 4 = 12.50%
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出典 |
- ^ [8]
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父Lido Palaceは、2001年のジャパンカップダートに出走している(8着)[3]。
脚注
外部リンク