初代ロッキンガム伯爵ルイス・ワトソン(英語: Lewis Watson, 1st Earl of Rockingham、1655年12月29日 – 1724年3月19日)はイギリスの貴族、政治家。
生涯
第2代ロッキンガム男爵エドワード・ワトソンとアン・ウェントワース(初代ストラフォード伯爵トマス・ウェントワースの娘)の長男として、1655年12月29日に生まれた[1]。
1681年イングランド総選挙(英語版)でカンタベリー選挙区(英語版)から出馬して当選した[1]。1685年イングランド総選挙(英語版)では出馬しなかったとされ、1689年にはハイアム・フェラーズ選挙区(英語版)の補欠選挙で当選した[1]。同年に父の死去に伴いロッキンガム男爵を継承して貴族院に移籍、以降ホイッグ党の一員としてふるまい、1714年10月9日にはジョージ1世の戴冠に伴いロッキンガム伯爵、ソンズ子爵、スロウリー男爵に叙された[1][2]。
それ以外の公職では1703年から1705年までバックハウンド管理長官(英語版)を、1705年から1708年まで五港副長官(英語版)を、1705年から1724年までケント統監(英語版)、ケント首席治安判事(英語版)、ケント副提督(英語版)を務めた[1][2]。
家族
1677年7月、キャサリン・ソンズ(Catherine Sondes、初代フィーヴァーシャム伯爵ジョージ・ソンズ(英語版)の娘)と結婚した[3]。
脚注
- ^ a b c d e Henning, Basil Duke (1983). "WATSON, Hon. Lewis (1655-1724), of Rockingham Castle, Northants". In Henning, B. D. (ed.). The House of Commons 1660-1690 (英語). The History of Parliament Trust. 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b Cokayne, George Edward, ed. (1895). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (N to R) (英語). Vol. 6 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 385.
- ^ Hasted, Edward (1798). “Parishes” (英語). The History and Topographical Survey of the County of Kent (Institute of Historical Research) 7: 38–50. http://www.british-history.ac.uk/report.aspx?compid=63389 18 March 2014閲覧。.