ホット・チップ

ホット・チップ
Hot Chip
ホット・チップ(2008年)
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル エレクトロ・ポップシンセ・ポップダンス・パンク
活動期間 1995年 -
レーベル モシモシDFAドミノ、Astralwerks、パーロフォンEMI
共同作業者 LCDサウンドシステム、The 2 Bears、About Group、New Build
公式サイト www.hotchip.co.uk
メンバー アレクシス・テイラー
ジョー・ゴッダード
オーウェン・クラーク
アル・ドイル
フェリックス・マーティン

ホット・チップ: Hot Chip)は、イギリスエレクトロ・ポップ・バンド。ロンドンにて結成。独特のビートを多用したアンダーグランド色の強いダンスミュージックを得意とする。なお、影響を受けたアーティストとしてザ・ビーチ・ボーイズクラフトワーク等を挙げている。

略歴

1995年、ロンドンで結成される[1]。『Mexico EP』等の自主制作盤が話題となり、2003年モシモシ・レコーズと契約を結ぶ。そして2004年にはファースト・アルバム『Coming on Strong』をリリース[2]。すると、彼らの唯一無二のサウンドが本国イギリスで瞬く間に評判となり、メジャーのEMIへと移籍することとなる。この時期にアル・ドイルとフェリックス・マーティンが加入した。

2006年、セカンド・アルバム『ザ・ワーニング』をリリース。このアルバムからのシングル「Over And Over」と「Boy from School」が瞬く間に話題を呼びヒット作となった。音楽メディアを始め高い評価を受け、同年のマーキュリー賞の最終候補にまで残った[3]。「Over And Over」は2006年のNMEソング・オブ・ザ・イヤーに選ばれている[4]

2008年、サード・アルバム『メイド・イン・ザ・ダーク』をリリース。前作に続き音楽メディアからの高い評価を得ており、彼らの高いクリエイティビティを裏付けるものとなった。このアルバムからはセカンド・シングル「Ready for the Floor」をヒットさせている[5]

2010年、アルバム『ワン・ライフ・スタンド』をリリース、全英アルバムチャートにて初登場11位を記録した。その後、メンバーはそれぞれのサイド・プロジェクトAbout Group、The 2 Bears、NewBuildなどの活動を精力的に行う。

2012年ドミノ・レコーズ移籍後初となるアルバム『イン・アワー・ヘッズ』をリリースした[6]

2015年、アルバム『ホワイ・メイク・センス?』をリリースする[7]

2019年、アルバム『ア・バス・フル・オブ・エクスタシー』をリリースした[8]

メンバー

  • アレクシス・テイラー (Alexis Taylor) - ボーカル
  • ジョー・ゴッダード (Joe Goddard) - シンセサイザー
  • オーウェン・クラーク (Owen Clarke) - ベース
  • アル・ドイル (Al Doyle) - ギター
  • フェリックス・マーティン (Felix Martin) - ドラムマシン

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • Coming on Strong (2004年、Moshi Moshi)
  • 『ザ・ワーニング』 - The Warning (2006年、EMI)
  • メイド・イン・ザ・ダーク』 - Made in the Dark (2008年、EMI)
  • 『ワン・ライフ・スタンド』 - One Life Stand (2010年、Parlophone)
  • 『イン・アワー・ヘッズ』 - In Our Heads (2012年、Domino)
  • 『ホワイ・メイク・センス?』 - Why Make Sense? (2015年、Domino)
  • 『ア・バス・フル・オブ・エクスタシー』 - A Bath Full of Ecstasy (2019年、Domino)
  • 『フリークアウト / リリース』 - Freakout/Release (2022年、Domino)

受賞歴

来日公演

脚注

  1. ^ The real school of rock” (英語). The Independent (2008年2月11日). 2020年10月28日閲覧。
  2. ^ Hot Chip, Kate Nash to headline Moshi Moshi Records birthday bash | NME” (英語). NME Music News, Reviews, Videos, Galleries, Tickets and Blogs | NME.COM (2008年10月10日). 2020年10月28日閲覧。
  3. ^ Mercury judges opt for eclectic shortlist” (英語). the Guardian (2006年7月19日). 2020年10月28日閲覧。
  4. ^ [1] EMI Music Japan, Hot Chip Profile.
  5. ^ ready for the floor | full Official Chart History | Official Charts Company” (英語). www.officialcharts.com. 2020年10月28日閲覧。
  6. ^ Hot Chip's New Album In Your Heads Very Soon!”. Domino. 2020年10月28日閲覧。
  7. ^ Stream Hot Chip Why Make Sense?”. Stereogum (2015年5月12日). 2020年10月28日閲覧。
  8. ^ Hot Chip Announce New Album 'A Bath Full Of Ecstasy'” (英語). Clash Magazine. 2020年10月28日閲覧。

外部リンク