プームタム・ウェーチャヤチャイ(タイ語: ภูมิธรรม เวชยชัย, 1953年12月5日 - )は、タイ王国の政治家、ビジネスマン、元軍人。同国副首相、国防大臣。首相代行、外務大臣、商務大臣を務めた。
経歴
1953年12月5日にタイ王国、バンコク、パーシーチャルーン区にて誕生する。高校はタウィーターピセーク校(英語版)を卒業。高等教育を受け、1975年にチュラーロンコーン大学で政治学の学士号を取得し、1984年には政治学の修士号を取得した。1997年から1998年まで、シン・コーポレーションの最高経営責任者を務める。1977年から1978年までタイ国共産党員。その後、1978年から1997年まで民主党に所属し、タイ愛国党に参加。タクシン・シナワット首相の顧問を務めた後、第二次タクシン内閣で運輸省副大臣に任命された。2006年のクーデター後、プームタムは5年間の政治活動禁止処分を受けた[1]。政界に復帰したプームタムは、2012年から2023年までタイ貢献党の幹事長兼副党首を務めた[2]。2023年タイ総選挙後、プームタムはセター・タウィーシン内閣の副首相兼商務大臣に任命された。2024年4月28日、パーンプリー・パヒターヌコーン(英語版)の辞任に伴い、プームタムは外務大臣代行に任命された[3]。同年4月30日、マーリット・サギアムポン(英語版)が後任となった。2024年8月14日、プームタムは、憲法裁判所によるタウィーシンの罷免に伴い、タイ首相代行に任命され、同年9月3日にはスティン・クランセーン(英語版)の後任として国防大臣に就任した。
脚注