まず最初に、心に留めておくべき重要な注意事項をひとつ:
数人のウィキペディアンが ダム 関連の記事でどのようにデータを整理するかについての提案をすべく集まりました。これら単なる提案であり、記事を執筆する際に迷わず作業を進めるよう手助けするためのものです。これらの提案に従う義務があるなどと感じたりするべきではありません。けれども、何を書いていいか、どこから手をつけていいかわからない、といった状態の人には、以下のガイドラインは助けになるかも知れません。つまるところ、われわれはあなたに記事を書いて欲しいのです!
プロジェクト名
このプロジェクト名はウィキプロジェクト ダムです。
範囲
このプロジェクトの基本的な目的は、ダムについての記事を統一された様式で書くことにあります。なお、議論については全てプロジェクト‐ノート:ダムにおいて行い、決定された事項について本文に掲載するものとします。
上位プロジェクト
このプロジェクトの上位プロジェクトは、
になります。
下位プロジェクト
このプロジェクトの下位プロジェクトは、現在ありません。
類似プロジェクト
このプロジェクトの類似プロジェクトは、現在ありません。
参加者
参加意思を表明頂ける方は、チルダ3つで署名をお願いいたします。なお、これは全く強制されません。無記名での参加も歓迎します。
ユーザーボックスも是非ご利用ください。{{User WikiProject Dam}}を利用者ページに貼り付けるだけです。
- 河川一等兵
- toto-tarou
- 663highland
- Qurren
- Tdk
- Bsx
- 珠算3級
- Theanphibian(翻訳で参加させて頂きま〜す)
- にえもん
- 南沼海老
- alpsdake
- 紫煙
- Japoeirando(ブラジルの情報が中心)
- Suppositorium(会話)
- コルモラン(会話)
記事の構造定義
| この文書は草案です。まだ公式にリリースされていません。内容に関して「ノートページ」で議論を行っています。 |
大まかな構造定義についてはWikipedia:レイアウトの指針に準じるものとします。
導入部
冒頭の導入部については、Wikipedia:スタイルマニュアル (導入部)を参考に、そのダムについて概略が分かるように簡単な記載をして下さい。具体的には、
- ダム名と読み仮名。ダム名は太字で強調(例・'''佐久間ダム'''(さくまダム))。
- ダムの所在地。市区郡町村まで記載すれば十分でしょう。平成の大合併などによる所在地の変更は「地理」の項目へ。
- 水系区分(一級水系か二級水系か)、水系名(利根川水系・信濃川水系など)、河川名(例・利根川水系神流川)。二次支流・三次支流の河川では、合流先の河川について記載する場合は「地理」の項目へ。できれば一級河川か二級河川の等級も加えてください。
- ダムの高さとダムの型式。
- 別名、通称があればそれも記載。
- ダム湖名。リンクがあれば貼付。
- ダムの管理者と簡単なダムの目的(例・~が管理する多目的ダム、~電力が管理する電力会社管理ダム)。
- その他特記するべきことがあれば、簡潔に記載(例・日本一、日本初、日本最大、重要文化財、土木学会選奨土木遺産、国立公園・国定公園など)。
以上が簡潔に網羅されていることが望ましいです。参考例として五十里ダムをご覧下さい。また、ダムへのリンクがあると良いでしょう。
地理
この項目には、冒頭文で書ききれなかった地理的な項目について記載します。必須ではありませんが、あれば利用者に親切でしょう。
- ダムの詳細な位置。
- 所在する河川の合流先について。
- 平成の大合併前の所在自治体名。
- 他地域に同一名称のダムや人造湖がある場合の注釈。
- このほか特記する事項があれば記載して下さい(例・足羽川ダム、灰塚ダム)。
解説本文
解説本文については特に制約はありませんが、長くなる場合は適度に節で区切ったほうが見やすくなるでしょう。多くのダム記事では、「歴史・沿革」・「目的」・「観光・周辺」の節で区切られています。節についても、内容が膨大になる場合は小節で区切ったほうが見やすくなります(例・奈川渡ダム)。Help:セクションを参考にしてください。
必要に応じ画像を添付すると、本文解説の助けになります。画像サイズは200pxから250px位が適当でしょう。また、簡単な解説文を画像に入れてください。
解説本文における留意点
特にダム建設の是非が問われているダム(八ッ場ダム、徳山ダム、丹生ダムなど)では、Wikipedia:中立的な観点を守り、賛成・反対の両論を出来る限り併記するようにして下さい。決して、自己の主義主張に沿わないからといって、削除や改変をしないようにしましょう。
記事内容(画像の取捨選択を含む)について疑義のある場合は、まずは執筆者同士で話し合いをして、対立が収まらない場合は当該記事のノートまたは当プロジェクトのノートに問題提起を行ってください。その際は、プロジェクト参加者のどなたでも結構ですので、ご一報下さい。論争の際にはWikipedia:論争の解決などを参考にして、3rrなどのリバート合戦にならないようにしましょう。また、コメントをする際にはWikipedia:エチケットを一読し、相手を尊重して丁寧な言動を取り、喧嘩腰や侮蔑的な態度を取らないようにするのが重要です。
また、渇水の時などに、貯水率を刻々と記載するなどの「速報」的な記事も、出来れば避けてください。この様な記事はウィキニュースなどへの投稿をむしろお勧めします。
そして、記事を投稿する際には著作権には十分留意して下さい。著作権侵害が明らかとなった場合、削除の対象となります(例・荒瀬ダム)。
脚注
記事の正確性を担保するために、脚注の節を設けて出典の明記を行います。Help:脚注を参考にしてください。
関連項目
ここには記事になったダムに関係する内部リンクを羅列します。掲載数は任意ですが、余り多くならないようにしましょう。
参考文献
「参考文献」という節を作成して出典を明記して下さい。ISBNがあると更に良いですが、必須ではありません。
外部リンクからの出典である場合は、こちらの項目にリンク先を貼付して下さい。その場合、「外部リンク」の項目は無くても構いません。
外部リンク
外部リンクは必要に応じて、貼付して下さい。出典に絡むものは「出典(参考資料)」に貼付して下さい。ただし、個人サイトについては中立性を保ち得ない内容が含まれる場合には、貼付をしない方が良いでしょう(詳細はWikipedia:外部リンクをご覧下さい)。
カテゴリ
カテゴリについては、必要に応じて追加をして下さい。特に制約はありませんが「○○(都道府)県のダム」と「型式」のカテゴリは必ず入れて下さい。また、「○○(都道府)県の建築物・観光名所」のカテゴリは、「○○(都道府)県のダム」カテゴリが既に同カテゴリ内にカテゴライズされているので、追加をする必要はありません。
型式カテゴリ
ダムの型式についてのカテゴリですが、それぞれのダム型式と合致したカテゴリを付けて下さい。
- 重力式コンクリートダム・・・「Category:重力式コンクリートダム」
- 中空重力式コンクリートダム・・・「Category:中空重力式コンクリートダム」
- アーチ式コンクリートダム・・・「Category:アーチ式コンクリートダム」
- 重力式アーチダム・・・「Category:重力式アーチダム」
- マルチプルアーチダム・・・「Category:マルチプルアーチダム」
- アースダム・・・「Category:アースダム」
- ロックフィルダム・・・「Category:ロックフィルダム」
- コンバインダム・・・「Category:コンバインダム」
- 台形CSGダム・・・「Category:台形CSGダム」
型式を略したり、型式の亜型(例・ロックフィルダムにおけるコンクリートフェイシングフィルダムなど)のカテゴリは作成しないようにして下さい。
テンプレート
Template:ダム
ダムの諸元についてまとめたTemplate:ダムを冒頭に置いてください。
スタブ
ダム関連のスタブ記事については、記事の末尾に{{Dam-stub}}を記述してください。
画像の選び方
テンプレート
ダム本文に添付されるテンプレートについては、以下の合意事項に準拠してください(現在、改良検討中)。
スタブ
ダム記事のスタブについては、以下のスタブを貼付して表示して下さい。
このスタブ表示は、{{Dam-stub}}で表示することが可能です。
表作成
ダム関連記事で「表」を用いた記事の作成を行う場合は、異なるPC環境で閲覧する方へも配慮し、Wikitableクラスでの表を用いて下さい。ご参考までに、
- Help:表の作り方
- プロジェクト‐ノート:河川/河川施設について
- 実際の使用例・・・品木ダム
以上の項目もご覧下さい。
ダム・ガイド
では、実際にダムへ行く場合、最初はダムの探し方・行き方・写し方など分からない場合もあります。ここでは実際にダムへ行くための様々なポイント、ダムを撮影するための色々なポイントやカメラワーク、器材の選び方などを簡単ではありますがご紹介させて頂きたいとおもいます。
なお、日本ダム協会「ダム便覧」内には「プライベートサイト」のコーナーがあり、全国のダムを訪れている猛者達がホームページ内で全国各地のダム訪問記を紹介しています。そちらも併せてご参考にされると良いでしょう。
ダムの探し方
では実際にダムを探すわけですが、当然川の上流にある訳ですから山へ向かって行くことになります。ですが全ての川にダムがあるわけではなく、中にはダムの無い河川もあります(狩野川・安倍川・釧路川など)。ですからダムのある川を探さなければならない、そこで必要不可欠なのが地図です。地図を見ればダムは簡単に見つける事ができますが、特にどの当りを探せばよいのかということになるでしょう。
では実際にダムが多い場所をご紹介します。
都道府県でみるならば、北海道は別にして、特にダムが密集しているのは日本アルプスが連なる一帯、具体的には静岡県・長野県・岐阜県・富山県の山地には大小様々なダムがひしめいています。また紀伊半島(奈良県・和歌山県)にも大きなダムは多いです。群馬県や栃木県、福島県も大ダムが多いですからこの当りを探すのもよいでしょう。西日本では先ほどの紀伊半島のほか、山口県・高知県・宮崎県などが比較的大ダムの多い地域です。
河川でみるならば、先ほどご紹介したとおり、ダムのある川・無い川があります。そこを見分ける必要がありますが、大体は地図を見れば見当がつきます。1箇所のダムへ行く方も居れば、なるべく多くのダムを回りたいと考える方も居て、人それぞれです。ですが、効率的にダムを回れる河川は探すと結構あります。実際に、多くのダムを一度に回れる河川を一部ではありますがご紹介します。
主だった所をご紹介しましたが、全部回るも良し、幾つかチョイスして回るも良し、メイン一箇所を回るも良しです。時間と自分の運転能力、それにお財布と相談して、無理なく回るのが最も賢明な回り方かもしれません。
ダムの行き方
それでは、実際にダムへ行く事になるわけですが、主な手段は自家用車か鉄道・バスなどの公共交通機関を使うことになります。ですが、山中深くにダムがある場合、公共交通機関ではたどり着くのが難しいダムも多いので、実際は自家用車で行くケースがほとんどでしょう。
ただし、公共交通機関で行きやすいダムもあるのは事実です。ここでは駅から徒歩で無理なく行けるダムを幾つかご紹介します。
この他にも小河内ダムなどのように鉄道駅からバスで直接行けるダムも多いので、調べてみましょう。
さて、自家用車で行く場合、最近では車のナビゲーションシステムが発達していることもあって、目的地設定で任意のダムを選べば行ける便利な時代になりました。ですが、中には山奥過ぎて目的地設定が出来なかったり、途中で迷う場合もあります。ですから地図を携行することは重要なのです。また、ダムを見つける一つの指標としては、「ダム放流注意」の看板や電光掲示板があります。特に、特定多目的ダム法施行令第十八条や特定多目的ダム施行規則第九条に詳細な様式を以って定められている「ダム放流注意」の看板は、その川の上流にダムがある証拠でもあります。
この看板は白地で、冒頭に赤字で「危ない」と書かれており、その次に現地点より何キロメートル上流にダムがあることを示しています。ですから目的地までの距離を測る重要な目印でもあるのです。ですから、看板を見つけたときは、一度確認するのも良いでしょう。逆に、上流を遡っても全く看板が無い場合はその川にはダムが無いですし、途中まであったのに突然見かけなくなった場合は、間違ってダムの無い本流・支流に入ってしまった場合もあります。ですから、看板は貴重な道しるべでもあるのです。
この他、国土交通省や水資源機構、都道府県が管理する大規模多目的ダムでは、案内版が要所ごとに設置されていたり方向表示板に記載されていたりします。電力会社管理ダムの中には、発電所名で案内表記されているダムもありますので、注意して見てみましょう。
ダムへの立ち入り
こうしてダムにたどり着き、さあ見学だ、となる訳ですが、ここで大きな落とし穴が待っている場合があります。ダム自体が立入禁止になっているケースがある為です。
以前のダムは管理上立入禁止にしているダムが結構ありました。ですが近年はダムを観光拠点として利用するため国土交通省直轄ダムにおいて1994年(平成6年)より「地域に開かれたダム」施策を開始、ダムを積極的に開放するケースが主流となりました。現在では、多目的ダムの大多数が一般開放されており、中には今まで不可能に近かったダム堤体内部への見学も可能になるケースがあります。
例えば横山ダム(揖斐川・岐阜県揖斐郡揖斐川町)は中空重力式コンクリートダムという型式で、ダム内部が空洞な訳ですが、管理所に問い合わせすればこの中空内部を見学する事も出来ます。コンサートも開かれたそうです。また比奈知ダム(名張川・三重県伊賀市)では管理所に予約すれば何時でもダム堤体内部を見学できるようです。情報は各ダム管理事務所のウェブサイトや日本ダム協会の「ダム便覧」に載っていたりしますので、確認すると良いでしょう。
また建設中のダムであっても、近年は展望台や見学ツアーを行って積極的に現場見学を受容しているダムもあります。代表的なのが徳山ダム(揖斐川・岐阜県揖斐郡揖斐川町)や大滝ダム(奈良県吉野郡川上村)で、多くの見学客が訪れています。現在では国土交通省直轄ダムを中心に展望台からダム工事を見学できる施設が道路沿いに設けられていますので、おすすめです。
ですが、様々な理由でダム自体が立入禁止であったり、自家用車で行く事が出来ないダムもあります。ここではそのようなダムをご紹介します。
所在地
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河川名
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ダム名
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型式
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堤高
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状況
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北海道
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静内川
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高見ダム
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ロックフィル
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120.0
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北海道最大の補助多目的ダムであり、全国でも屈指の規模を誇る。 だが2003年の十勝沖地震でダムへ行く道路(北海道道111号静内中札内線)が崩落し、現在も通行止めでダムへは行けない。
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北海道
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コイカクシュシビチャリ川
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東の沢ダム
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重力式
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70.0
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日高山脈襟裳十勝国立公園域内にある労災ゼロを達成した発電用ダム。 前述の高見ダムより更に奥にあるため北海道管轄の北海道道111号線を車で通行できない。 元浦川林道終点の神威山荘(元浦川水系)からペテガリ山荘(静内川水系)までの分水嶺を越える山道を8km歩き、更に山荘からダムに至るまでコイカクシュシビチャリ川下流に向かって林道を5km歩く岳人なみの体力と脚力が必要。 ペテガリ山荘へ向かうペテガリ岳登山者と同程度の装備と熊避け対策も必要。 詳細は 北海道新聞社『北海道夏山ガイド4 日高山脈の山々』 (ペテガリ岳)参照。
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北海道
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新冠川
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奥新冠ダム
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アーチ
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61.2
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日高山脈襟裳十勝国立公園内にある発電用ダムで、黒部ダムに匹敵する難工事を極め58名の殉職者を出したダムである。 奥新冠発電所の手前にある糸納峰(イドンナップ)山荘までは日高南部森林管理署の管轄で一般車輌通行可能だが、その先22kmに及ぶ狭隘な極悪路は北海道電力の管轄につき一般車輌通行禁止措置ゆえ岳人なみの体力と脚力が必要。 ニイカップ・ポロシリ山荘へ向かう幌尻岳登山者と同程度の装備と熊避け対策も必要。 詳細は 北海道新聞社『北海道夏山ガイド4 日高山脈の山々』 (幌尻岳)参照。
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北海道
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豊平川
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豊平峡ダム
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アーチ
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102.5
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定山渓温泉に近く、札幌市屈指の紅葉の名所である。北海道内で2基しかないアーチダムでもある。 支笏洞爺国立公園内にあり、環境保護のため自家用車での立ち入りが全面禁止されている。 冷水トンネル前で電気バスに乗るのがダムへの唯一の道程。
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北海道
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千歳川
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千歳第三ダム 千歳第四ダム
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重力式
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23.6 21.9
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北海道初のコンクリートダムで、土木学会選奨土木遺産にも指定されている貴重なダム。 だが王子製紙所有であり管理上全面立入禁止。金網で遠くから囲まれ姿は見えない。 付近はヒグマの出没地でもあり、渓谷沿いを上るのは危険。
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山形県
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八久和川
|
八久和ダム
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重力式
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97.5
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東北電力最大級の発電専用ダム。近くには寒河江ダムや月山ダム、荒沢ダムもある。 だがダムへ向かう道はがけ崩れのために通行止めであり、ダムへは行けない。
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栃木県
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小蛇尾川 鍋有沢川
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蛇尾川ダム 八汐ダム
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重力式 ロックフィル
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104.0 90.5
|
東京電力塩原発電所のダム。八汐ダムはアスファルトフェイシングフィルダムでは世界最高。 管理上両ダムとも立入禁止であり、ダムへ通じる道は鉄柵で閉ざされている。 PR施設・テプコ塩原ランドに申し込めば見学可能だが、10名以上の人員が条件で個人見学は不可。
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新潟県
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黒又川
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黒又川第二ダム
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アーチ
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82.5
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電源開発の所有するダム。北陸では規模の大きいアーチダムで下流に黒又川第一ダムがある。 2004年の新潟豪雨と新潟県中越地震でダムへ向かう道路が崩落し、現在も通行止め。
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富山県
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黒部川
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黒部ダム
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アーチ
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186.0
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日本で最も高いダムで、観光地として有名。映画・ホワイトアウトのロケ現場にもなった。 中部山岳国立公園内にあり、環境保護のためにダムへ向かう関電トンネルは一般車両通行止め。 ダムへ向かうには立山黒部アルペンルートを形成する交通機関を利用することとなる。
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長野県
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高瀬川
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高瀬ダム
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ロックフィル
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176.0
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黒部ダムに次いで日本で2番目に高い。東京電力新高瀬川発電所の上部調整池。 中部山岳国立公園内にあり、環境保護のためダムへ向う道は下流の七倉ダムで一般車通行止め。 PR施設・テプコ高瀬川ランド発の無料送迎バスか指定されたタクシーでのみ行ける。
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岐阜県
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西ヶ洞谷川
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川浦ダム
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アーチ
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107.5
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中部電力奥美濃発電所の上部調整池で、木曽川水系で高根第一ダムに次ぐ高さのアーチダム。 管理上立入禁止であり、ダムへ向かう道は鉄柵で厳重に閉ざされている。 ダムの写真も極めて少なく、下池の上大須ダム管理所・名古屋市にあるでんきの科学館・ 中部電力の水力発電所ウェブサイトなどでしか姿を確認できない。訪問が極めて難しい「幻のダム」。
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京都府
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寒谷川
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喜撰山ダム
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ロックフィル
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91.0
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関西電力喜撰山発電所の上部調整池。発電所の管理上立入禁止である。 至近距離の天ヶ瀬ダムは観光地であるが、喜撰山ダムでは一般開放の予定は現在無い。 関西電力の揚水発電ダムでは唯一、立入が全面禁止されているダムでもある。
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広島県
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南原川
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明神ダム
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ロックフィル
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88.5
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中国電力南原発電所の上部調整池。下池の南原ダムは訪問可能だが明神ダムは手前で立入禁止。 南原峡を遡って撮影に成功した猛者が居る。
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徳島県
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那賀川
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小見野々ダム
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アーチ
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62.5
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四国で2基しかないアーチダムの一つで、那賀川上流ダム群の一つである。 至近距離に国道が通過しているがダム本体は立入禁止。管理所に見学を事前連絡する必要がある。
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宮崎県
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一ツ瀬川
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一ツ瀬ダム
|
アーチ
|
130.0
|
九州最大のアーチダムで貯水池も九州最大。 付近の国道より下流面を望めるがダム本体への立ち入りは禁止。 訪問し辛いダムとして高瀬ダムと並び「東の高瀬、西の一ツ瀬」と称され、情報も少ない。
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代表的なものを挙げましたが、大体が電力会社管理ダムです。これはダムが貴重な資産であり、重要な発電施設である以上管理を厳重に行うのは止むを得ません。電力会社の好意で見学できるという気持ちが大事です。多目的ダムでも立入禁止のダムがありますが、管理事務所にお願いすれば入れるダムもあるので、「入れないから」と諦めず、折角来たのですから見学のお願いをしてみましょう。もしかしたら特別に見学させてもらえるかもしれません。
自由に入れるダムでも、最低限のマナーを守り、立入禁止区域には入らないようにしましょう。また、ダム湖や河川にゴミなどを絶対捨てないでください。河川法違反で処罰されますし、それが原因で立入禁止にされてしまうこともあります。
外部リンク