フィル・ロード(Phil Lord、1975年7月12日 - )とクリス・ミラー(Chris Miller、1975年9月23日 - )は、アメリカ合衆国の映画及びテレビの脚本家、プロデューサー、監督、俳優のデュオである。クリス・ミラーは、クリストファー・ミラー(Christopher Miller)とも表記される。
概要
2人はダートマス大学で出会った。特に『くもりときどきミートボール』(2009年)、『LEGO ムービー』(2014年)といったアニメーション映画の監督・脚本で知られているほか、実写作品の『21ジャンプストリート』(2011年)とその続編の『22ジャンプストリート』(2012年)の監督も務めている。二人がプロデューサーを務め、フィル・ロードが共同脚本に参加した『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年)でアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した。テレビシリーズ『The Last Man on Earth(英語版)』(2015年 - 2018年)、『プリンセス ユニキャット』(2017年 - 2020年)の共同プロデューサーも務めた。
生い立ち
| この節の 加筆が望まれています。 (2014年3月) |
フィル・ロードはキューバ難民の息子である[1]。
「ニューヨークタイムズ」によると、フィル・ロードはマイアミ出身で、彼の母親はキューバ出身の心理学者で、父親は航空事業を退職したのちに、ダンス・カンパニーを10年間監督していた。クリス・ミラーはシアトル出身で、彼の父親は製材所を営んでいた[2]。
フィル・ロードもクリス・ミラーもともに幼少期はアニメーションに親和性のあるショートフィルムを作って育った。ダートマス大学時代に二人は同じ学生新聞の別々のコラムを担当していた。学生団体に関して言えば、ロードは「アマルナ」のメンバーで、ミラーはAlpha Chi Alpha(英語版)に所属していた。大学時代にミラーは現在の妻と出会った。
ダートマス大学時代にクリス・ミラーのプロフィールが掲載された大学新聞が発行され、それがディズニーのマイケル・アイズナーの目に留まった。フィル・ロードによれば、アイズナーがディズニー幹部の関心を引くためにミラーのプロフィールを見せると、彼らはミラーとのミーティングの場を準備したという。ミラーはロードの同伴を条件にミーティングに出ることを了解した。その三か月後に二人はロサンゼルスへ行き、一度ミーティングを行ったところ、ディズニー・テレビジョン・アニメーションから二年間のデベロップメント契約のオファーを受けた[3]。
フィルモグラフィ
映画
テレビシリーズ
参考文献
- ^ https://www.vanityfair.com/hollywood/2013/04/jay-z-beyonce-cuba-criticism
- ^ Buckley, Cara (June 6, 2014). “Soaring Past Low Expectations”. nytimes.com. https://www.nytimes.com/2014/06/08/movies/lord-and-miller-directors-with-a-golden-touch.html August 31, 2021閲覧。
- ^ Phil Lord (21 Jumpstreet, Clone High, Cloudy ...) - Breaking In To Hollywood With Chris Miller. Justin Dean. 14 March 2012. YouTubeより2018年1月22日閲覧。
- ^ Chitwood, Adam (April 23, 2013). “Neal Moritz Talks 21 JUMP STREET Sequel; Confirms the Story Takes Place in College, Ice Cube Will Return, and Phil Lord and Chris Miller Attached to Direct”. Collider.com. https://collider.com/21-jump-street-2-sequel-news-release-date/ April 29, 2013閲覧。
外部リンク
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