ビル・ミラー

ビル・ミラー
Bill Mueller
ボストン・レッドソックスでの現役時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミズーリ州セントルイス郡メリーランドハイツ英語版
生年月日 (1971-03-17) 1971年3月17日(53歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
175 lb =約79.4 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 三塁手
プロ入り 1993年 MLBドラフト15巡目
初出場 1996年4月18日
最終出場 2006年5月11日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴

ウィリアム・リチャード・ミラーWilliam Richard Mueller, 1971年3月17日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス郡メリーランドハイツ英語版出身の元プロ野球選手三塁手)、野球指導者。右投両打。

経歴

1993年MLBドラフト15巡目(全体414位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、入団。

1996年4月18日のシカゴ・カブス戦でメジャーデビュー。同年は規定打席不足ながら打率.330の好成績を残す。

2001年トレードでカブスへ移籍した。

2002年シーズン途中にトレードでジャイアンツへ復帰した。

2003年ボストン・レッドソックスに移籍。イチローらを抑え、打率.326で首位打者のタイトルを獲得。7月には史上初の1試合で左右両打席での満塁本塁打を達成した。

2006年は、ロサンゼルス・ドジャースでプレーしたが、膝の怪我が悪化したため同年限りで引退し、ドジャースのGM補佐に就任した。

2007年のみ、シーズン途中の6月15日から終了までドジャースで打撃コーチを務めた。それ以降は2012年までフロント職に専念していた。

2014年はカブスで打撃コーチを務め、2015年シーズンからはセントルイス・カージナルスに移った(2015年は打撃コーチ補佐[1]2016年は一塁コーチ、2017年からは再び打撃コーチ補佐)。

2017年は6月9日から家庭の事情で休養に入った[2][3]が、約2週間後の27日に復帰した(休養期間中は傘下のAAA級メンフィス・レッドバーズの打撃コーチであるマーク・ブダスカが代行)[4]

2018年7月14日に監督のマイク・マシーニー、打撃コーチのジョン・メイブリーと共に解任された[5]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1996 SF 55 228 200 31 66 15 1 0 83 19 0 0 1 2 24 0 1 26 1 .330 .401 .415 .816
1997 128 453 390 51 114 26 3 7 167 44 4 3 6 6 48 1 3 71 10 .292 .369 .428 .797
1998 145 622 534 93 157 27 0 9 211 59 3 3 3 5 79 1 1 83 12 .294 .383 .395 .778
1999 116 492 414 61 120 24 0 2 150 36 4 2 8 2 65 1 3 52 11 .290 .388 .362 .750
2000 153 631 560 97 150 29 4 10 217 55 4 2 7 6 52 0 6 62 16 .268 .333 .388 .721
2001 CHC 70 257 210 38 62 12 1 6 94 23 1 1 4 3 37 3 3 19 4 .295 .403 .448 .851
2002 103 413 353 51 94 19 4 7 142 37 0 0 4 5 51 2 0 41 8 .266 .355 .402 .757
SF 8 14 13 0 2 0 0 0 2 1 0 0 0 0 1 0 0 1 1 .154 .214 .154 .368
'02計 111 427 366 51 96 19 4 7 144 38 0 0 4 5 52 2 0 42 9 .262 .350 .393 .743
2003 BOS 146 600 524 85 171 45 5 19 283 85 1 4 4 6 59 2 7 77 11 .326 .398 .540 .938
2004 110 460 399 75 113 27 1 12 178 57 2 2 0 6 51 1 4 56 8 .283 .365 .446 .811
2005 150 590 519 69 153 34 3 10 223 62 0 0 0 6 59 3 6 74 22 .295 .369 .430 .799
2006 LAD 32 126 107 12 27 7 0 3 43 15 1 1 0 1 17 3 1 9 1 .252 .357 .402 .759
MLB:11年 1216 4886 4223 663 1229 265 22 85 1793 493 20 18 37 48 543 17 35 571 105 .291 .373 .425 .798
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



三塁(3B) 二塁(2B) 遊撃(SS)




































1996 SF 45 34 79 4 10 .966 8 17 20 2 8 .949 -
1997 122 85 218 14 18 .956 - -
1998 137 83 273 18 32 .952 10 16 14 1 4 .968 -
1999 108 81 195 12 17 .958 3 2 0 0 0 1.000 -
2000 145 99 244 9 24 .974 2 1 0 0 0 1.000 -
2001 CHC 64 33 96 8 6 .942 1 0 1 0 0 1.000 -
2002 101 60 156 6 19 .973 - -
SF 3 2 3 0 0 1.000 - -
'02計 104 62 159 6 19 .974 - -
2003 BOS 135 76 235 16 22 .951 10 22 17 0 7 1.000 1 1 0 0 0 1.000
2004 96 71 162 14 15 .943 14 22 34 3 6 .949 -
2005 142 87 265 10 20 .972 5 10 13 1 1 .958 -
2006 LAD 30 15 61 8 7 .905 - -
MLB 1128 726 1987 119 190 .958 53 90 99 7 26 .964 1 1 0 0 0 1.000

タイトル

表彰

記録

背番号

  • 32(1996年 - 2000年、2002年途中 - 同年終了)
  • 33(2001年 - 2002年途中)
  • 11(2003年 - 2005年)
  • 14(2006年)
  • 3(2014年 - 2015年)
  • 23(2016年 - 2017年)
  • 43(2018年)

脚注

  1. ^ https://twitter.com/Cardinals/status/534425407592751104
  2. ^ Jenifer Langosch (2017年6月9日). “Peralta DFA'd as Cards shuffle roster, coaches” (英語). MLB.com. 2017年6月13日閲覧。
  3. ^ 低迷カージナルス大なた 球宴3度のペラルタ戦力外”. 日刊スポーツ (2017年6月10日). 2017年6月13日閲覧。
  4. ^ Jenifer Langosch (2017年6月9日). “Diaz working hard to fix hitting deficiencies” (英語). MLB.com. 2017年12月7日閲覧。
  5. ^ MLBカージナルス、監督ら首脳陣3人を電撃解任 13~15年に地区3連覇”. デイリースポーツ (2018年7月15日). 2018年7月22日閲覧。

関連項目

外部リンク