株式会社ビスティ (Bisty Co., Ltd.) は、日本の企画開発・製造会社。主な業務内容はパチンコ機・パチスロ機の開発・製造である。旧社名:ダイドー(大同)。SANKYOのグループ企業のひとつ。
概要
設立当初はSANKYOが発売した台と似たような台を出すことが多かったが、フィーバールーセントDIのヒット以降SANKYOとは違う路線を歩み始めるようになる。その過程で、ダイドー独自枠(現在は再びSANKYOと共通化だが、一部機種では独自の筐体になっている。なお、システム面は同じである。)や液晶を2台搭載した機種などを発売した。一方でCR機への参入は2000年と遅かった。
1999年からはパチスロ機の製造も行い、SANKYOのパチンコ機のキャラクターを使用したパチスロ機 (フィーバーゴーストなど)も発売された。その後、フィールズと提携を行なうことにより数々のタイアップ機を生み出した。2004年の新基準機移行の後はその傾向がより顕著になり、タイアップのない機種は『ビーチクラブ』(2007年、パチスロ)1機種だけである。
かつてはSANKYO同様にデジパチの機種名に「フィーバー」の冠が付いていたが、ビスティになってからはほとんどの機種に「フィーバー」が付かなくなった(フィーバー夏祭りなど、一部パチスロにも「フィーバー」の冠が付いている)。なお新基準機で「フィーバー」の冠がついているのはパチスロ「フィーバーロードオブザリングG」「パチスロフィーバークィーンⅡ」だけである。
沿革
パチンコ機種一覧
旧要件機(主要機種)
- 1989年 - アルファローズ (一発台)
- 1991年 - サンダードラゴンD1(羽根モノ)
- 1994年 - フィーバールーセントDI
- 1995年 - トリプルランドD (一般電役)
- 1996年 - ミサイル7-7-6D (普通機)
- 1998年 - フィーバーパンチアウトDX
- 1999年 - フィーバーアジャ・コング
- 2000年 - CRフィーバーペンタ(初のCR機)
- 2001年 - CRゴーゴーアッコちゃん
- 2002年 - CRフィーバー競馬王(業界初の2枚液晶搭載)
- 2003年 - CRフィーバー鉄戦騎
- 2004年 - CRフィーバーツインズ(ビスティに社名変更後初の機種)
2004年改正規則準拠機
2016年内規準拠機
機種名 |
発売年月 |
備考
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CR鉄拳2 |
2016年9月 |
三共製
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CRヱヴァンゲリヲン 〜いま、目覚めの時〜 |
2016年12月 |
三共製
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CRヱヴァンゲリヲン 〜響き合う心〜 |
2017年10月 |
新EVA専用筐体「咆哮」初採用
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CRコードギアス 反逆のルルーシュ ~エンペラーロード~ |
2018年2月 |
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CRどらむ☆ヱヴァンゲリヲンPINK |
2018年8月 |
シリーズ初のドラム機、咆哮枠
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2018年改正規則準拠機
機種名 |
発売年月 |
備考
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モードぱちんこ コードギアス 反逆のルルーシュ~お気楽バージョン~ |
2018年10月 |
6段階設定
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モードぱちんこ どらむ☆ヱヴァンゲリヲンGOLD |
2019年1月 |
6段階設定
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Pヱヴァンゲリヲン ~超暴走~ |
2019年3月 |
設定非搭載と6段階設定付きの2スペック
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モードぱちんこ ヱヴァンゲリヲン ~超覚醒~ |
2019年3月 |
6段階設定
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P鉄拳 極 |
2019年8月 |
SANKYO製
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P新世紀エヴァンゲリオン ~シト、新生~ |
2019年12月 |
専用筐体「インパクトストーム」採用
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P新世紀エヴァンゲリオン 決戦~深紅~ |
2020年10月 |
遊タイム搭載、インパクトストーム枠
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Pコードギアス 反逆のルルーシュ |
2021年1月 |
同社新枠ビスティネオステラ枠[注 1]
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P宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち[2] |
2021年7月 |
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P新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~[3]
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2021年12月 |
新筐体「BIG INPACT」初採用
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P宇宙戦艦ヤマト2202 ONLY ONE |
2022年7月 |
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Pゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~ |
2022年12月 |
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Pコードギアス 反逆のルルーシュ Rebellion to Re;surrection |
2023年5月 |
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ぱちんこシン・エヴァンゲリオン Typeレイ |
2023年12月 |
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スマパチシン・エヴァンゲリオン Typeカヲル |
2023年12月 |
ジェイビー製、スマパチ専用新筐体「eフリーダム」初採用
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スマパチシン・エヴァンゲリオン Typeゲンドウ |
2024年3月 |
ジェイビー製
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P宇宙戦艦ヤマト2202 超波動 |
2024年10月 |
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Pゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクトG |
2024年12月 |
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eゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクトG 破壊神覚醒 |
2024年12月 |
スマパチ、ラッキートリガー搭載
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パチスロ機種一覧
4号機(主要機種)
- 1999年 - 迷Q
- 2000年 - シムケンG
- 2001年 - トップガン(初の液晶搭載機)
- 2002年 - フィーバーキングII
- 2003年 - フィーバークィーンI、ギガフィーバー(ストップボタン付きの演出用4thリール搭載)、ドンドンキング2
- 2004年 - フィーバー夏祭り(ビスティに社名変更後初の機種)
- 2006年 - トゥームレイダー
5号機
5.5号機・5.9号機
機種名 |
発売年月 |
備考
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ヱヴァンゲリヲン 〜魂を継ぐもの〜 |
2015年12月 |
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パチスロ機動戦士ガンダム 覚醒 -Chained battle- |
2016年1月 |
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ヱヴァンゲリヲン 勝利への願い |
2017年2月 |
ART機
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パチスロ機動戦士Ζガンダム |
2017年4月 |
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EVANGELION 30φMODEL |
2018年1月 |
5.9号機
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新世紀エヴァンゲリオン 〜まごころを、君に〜2 |
2018年2月 |
5.9号機、ジェイビー製
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パチスロフィーバークイーンII |
2019年1月 |
5.9号機
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新世紀エヴァンゲリオン 暴走400 |
2019年4月 |
5.9号機、ジェイビー製
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6号機以降
機種名 |
発売年月 |
備考
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パチスロヱヴァンゲリヲンAT777 |
2019年2月 |
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カードバトルパチスロ ガンダム クロスオーバー |
2019年10月 |
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ヱヴァンゲリヲンフェスティバル |
2020年3月 |
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シャア専用パチスロ 逆襲の赤い彗星 |
2020年8月 |
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パチスロ アイドルマスター ミリオンライブ! |
2021年3月 |
6.1号機。型式試験対策専用設定搭載(設定2)。
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S新世紀エヴァンゲリオン 魂の共鳴[4]
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2022年1月 |
6.2号機、ジェイビー製、「設定L」搭載
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パチスロ機動戦士ガンダムユニコーン |
2023年3月 |
6.5号機、SANKYO製、「設定L」搭載
|
Lエヴァンゲリオン ~未来への創造~ |
2023年10月 |
同社初のスマスロ、「設定L」搭載
|
Lゴジラvsエヴァンゲリオン |
2024年2月 |
スマスロ、ジェイビー製、「設定L」搭載
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脚注
注釈
- ^ ただし三共名義で導入されたPフィーバーアクエリオンALLSTARSが先行で初採用されている
出典
外部リンク
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パチンコ |
CR新世紀エヴァンゲリオン |
CR新世紀エヴァンゲリオン | |
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セカンドインパクト | |
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奇跡の価値は | |
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使徒、再び | |
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最後のシ者 | |
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CRヱヴァンゲリヲン |
始まりの福音 | |
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CRヱヴァンゲリヲン7 | |
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CRヱヴァンゲリヲン8 | |
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CRヱヴァンゲリヲン9 | |
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CRヱヴァンゲリヲンX | |
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いま、目覚めの時 | |
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響きあう心 | |
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Pヱヴァンゲリヲン | |
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P新世紀エヴァンゲリオン |
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パチンコ(ドラム) | |
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パチスロ | |
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楽曲 | |
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開発・販売 | |
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関連項目 | |
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