株式会社パレモ(英: Palemo Co., Ltd. )は、愛知県名古屋市中村区に本社を置いている、パレモ・ホールディングス株式会社の傘下で、店舗小売事業(レディースアパレル・雑貨)及び店舗フランチャイズ事業を営む企業である。
パレモ・ホールディングスは、エンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・ツー株式会社が業務執行組合員であるエンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・スリー投資事業組合(東京都千代田区)の傘下で、事業子会社(パレモ)の経営管理等を行っていたが、2021年(令和3年)に保有する当社株式の全てを西松屋チェーンに譲渡し、同社が主要株主となった。
大手GMS企業であるユニーの事業多角化推進に伴い、ヤングレディース衣料の専門店として誕生した。主に、スーパーやショッピングセンター内の専門店を中心に、全国に展開している。2016年2月時点において、パレモにおけるユニーのショッピングセンター内に入居するテナントとしての売上構成比は全体の約15%ほどであり、事業活動の独立性はユニーに事実上左右されること無く確保されていた。なお、同社の主力出店先はイオングループ内であり、売上構成比全体の約28%を占めている。
社名の由来は英語で仲間を表すPAL(パル)と感動を表すEMOTION(エモーション)を組み合わせた合成語である。企業理念は「~Doing it~」としている。
2012年(平成24年)2月21日、当時のグループ会社、鈴丹を吸収合併し、同社の店舗ブランドを引継いだ。
2016年(平成28年)9月、親会社であったユニーグループ・ホールディングス(同年9月1日付で吸収合併され、ユニー・ファミリーマートホールディングスを経て、現在はファミリーマート)が保有していた株式(62.22%)について、投資ファンドである「エンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・ツー」傘下のエンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・スリー投資事業組合が、株式公開買付けを行うことを発表した。買付けは成立し、同年10月24日付で親会社がエンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・スリー投資事業組合に異動し、ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下から離脱した[広報 1]。一定条件をクリアしたため、株式の上場は維持されている。
2017年(平成29年)8月、同社は会社分割の手法によって持株会社制に移行し、同年3月に設立された準備会社に小売事業を移管することで、新たな体制となった。
製造委託先の業者に支払う代金を不当に減額したり、業者に無償で発注データの入力作業をさせていたことが表面化。パレモ側の事情を聴いた上で、2012年9月20日、公正取引委員会により、下請法に基づく違反勧告がなされた。なお、同法が禁じる不当な役務要請での勧告は全国初の事例となった[2]。
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