パスツール研究所(パスツールけんきゅうしょ、フランス語: Institut Pasteur)は、フランスのパリにある、生物学・医学研究を行う非営利民間研究機関であり、PSL研究大学の機関である。
ルイ・パスツールが狂犬病ワクチンを開発し、1887年に開設した。微生物、感染症、ワクチンなどの基礎・応用研究の他、高等教育も行う。伝統的に微生物学や病原微生物研究が盛んである。近年ではヒト免疫不全ウイルス(HIV)の単離などの業績が有名である。
歴代所長
任期
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名前
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ノート
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1887年 - 1895年
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ルイ・パスツール
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在任中に死去
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1895年 - 1904年
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エミール・デュクロー
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在任中に死去
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1904年 - 1933年
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Émile Roux
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在任中に死去
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1934年 - 1940年
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Louis Martin
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1940年5月 - 1940年12月
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Gaston Ramon
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1941年、辞任、名誉所長
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1940年 - 1964年
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Jacques Tréfouël
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1964年12月、名誉所長
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1964年 - 1965年
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Charles Gernez-Rieux
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辞任
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1966年1月 - 1966年6月
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Hubert Marneffe
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暫定
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1966年 - 1971年
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Pierre Mercier
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1971年 - 1976年
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ジャック・モノー
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在任中に死去
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1976年 - 1982年
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François Gros
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1982年 - 1987年
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Raymond Dedonder
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1988年 - 1999年
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Maxime Schwartz
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2000年 - 2005年
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Philippe Kourilsky
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2005年7月31日、辞任
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2005年1月10日 - 2013年9月30日
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Alice Dautry
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2009年、再選
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2013年1月10日 - 2017年9月30日
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Christian Bréchot
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2018年1月1日 -
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Stewart Cole
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関連項目
外部リンク