バール (バ=ラン県)

Barr

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) グラン・テスト地域圏
(département) バ=ラン県
(arrondissement) セレスタ=エルスタン郡
小郡 (canton) バール小郡
INSEEコード 67021
郵便番号 67140
市長任期 ジルベール・ショイ
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) C.C. du Piémont de Barr
人口動態
人口 6748人
2008年
人口密度 327人/km2
住民の呼称 Barrois, Barroises
地理
座標 北緯48度24分32秒 東経7度27分02秒 / 北緯48.408889度 東経7.450556度 / 48.408889; 7.450556座標: 北緯48度24分32秒 東経7度27分02秒 / 北緯48.408889度 東経7.450556度 / 48.408889; 7.450556
標高 平均:? m
最低:176 m
最高:971m
面積 20.61km2 (2 061ha)
Barrの位置(フランス内)
Barr
Barr
公式サイト Ville de Barr
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バールBarrアルザス語:Borr)は、フランスグラン・テスト地域圏バ=ラン県コミューン

地理

バールはヴォージュ山脈に含まれるサント=オディール山の麓にある。オベルネの8km南にある。アンドロー川の支流キルネック川が流れる。バールは100年をこえるアルザス最古のワイン祭りから「アルザスのブドウ栽培の首都」と呼ばれ、そして毎年10月最初の週末に催される歴史ある収穫祭で知られている。バールで生産されるキルシュベール・ド・バール(fr)は、AOC指定されている白ワインである。

まちの中心部から8分ほどで、TERアルザスの路線が停車するバール駅がある。オートルートのA35が通る。

歴史

最も古くに村についての記述がなされたのは788年以降で、Barruという名であった。鉄器時代や青銅器時代の出土品があることから、歴史家はこの地には先史時代から定住がなされていたとしている。

元々村は神聖ローマ帝国の所有であり、まちは1522年にハプスブルク家からニコラス・ジーグラーに割譲された。3年後にはジーグラーの完全私有地となった。その後ジーグラーの息子の代になって村はストラスブール市へ売却された。そのために新教徒のストラスブールとカトリック教徒のロレーヌとで争いが起きるとバールはストラスブールの側に立たねばならなかった。1592年、城、コミューン庁舎、70軒の住宅が焼かれ、多くの人々が拷問を受けた。

三十年戦争においてバールは神聖ローマ軍、スウェーデン軍、フランス軍に苦しめられたが、周りの村よりも規模は小さかった。ストラスブール市とルイ14世との対立が起きると、フランス軍に村は占領された。村の火災を起こした報復として、住民によって軍人が殺害されている。

軍の通過に耐え大惨事を経験したにもかかわらず、バールの再建は迅速だった。

人口統計

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年 2008年
4207 4268 4157 4511 4839 5892 6599 6748

参照元:Ehess[1]INSEE[2] · [3]

出身者

  • リヒャルト・ハルトマン - ドイツの実業家。蒸気機関車製造
  • シャルル・アレクシ・ヴァンダンベール - レバノン総督を務めた軍人

姉妹都市

脚注