バラバク島(英語: Balabac Island)はフィリピンのパラワン島の南西に存在する島。パラワン州やパラワン近郊の島で南西端に位置しており、マレーシアのサバ州からバラバク海峡を挟んで北に50km程度の位置に存在する。
行政上はバラバク(英語版)に属し、島内には自治体の20のバランガイ(地区)のうち、Agutayan、Catagupan、Indalawan、Malaking Ilog、Melville、Pasig、Rabor、Salang、Poblacion I、Poblacion II、Poblacion III、Poblacion IV、Poblacion V、Poblacion VIの14のバランガイが存在する。
バラバク島には多くのフィリピン固有種が見られ、ハイイロミカドバト(英語版)、フィリピンオウム、パラワンウチワインコ(英語版)、パラワンサイチョウ(英語版)などが生息しているほか、この島でのみ見られる種としてオオマメジカ(英語版)の亜種のフィリピンマメジカ(英語版)などが生息する。
ムスリムの民族集団であるモルボグ族が島内に多く居住する。住民は農業、漁業やスールー、バンサモロ地域、サバ州などの市場との物々交換で生計を立てている
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