『ハリケーン』(原題:Hurricane)は、1979年制作のアメリカ合衆国の映画。
ジョン・フォードがジェームズ・ノーマン・ホールとチャールズ・ノードホフの小説を原作に制作した1937年の映画のリメイク。ディノ・デ・ラウレンティス製作。
あらすじ
1920年代の南太平洋・サモアのパゴパゴ島に、ブルックナーが新しい総督として赴任してきた。
同行してきた総督の娘シャーロットは現地人の青年マタンギと知り合い、彼に好意を寄せる。マタンギは別の島の王子で、王位を継ぐために島に帰っていった。
しばらくして、シャーロットは総督と共に島を訪れ、王となったマタンギに再会した。2人はたちまち激しい恋に落ちるが、マタンギには既にモアナという婚約者がおり、その恋は許されぬものであった。
モアナが2人の親密な仲を知り自殺してしまった事で、マタンギは流刑に処せられる事になったが、彼はシャーロットと共に脱走する。
その頃、島にハリケーンが迫ってきた。総督はじめ多くの人々がその犠牲となるが、シャーロットとマタンギはかろうじて生き残ったのだった。
キャスト
ソフト化の概要
日本では東北新社から字幕版VHSがリリースされたが、2024年現在では廃盤となっている。また、DVD・Blu-rayも発売されておらず、視聴困難な作品である(ただし、海外ではDVDがリリースされている)。
脚注
- ^ De Laurentiis Remaking 1937 John Ford Film: 'Hurricane's' Blustery Stay in Bora Bora Warga, Wayne. Los Angeles Times (1923-Current File) [Los Angeles, Calif] 30 July 1978: p1.
外部リンク