ハスノハギリ科 (ハスノハギリか、Hernandiaceae) は双子葉植物の科のひとつで、2-5属の数10種からなる。位置づけは体系によって異なるが、原始的被子植物とする見解が有力である。亜熱帯から熱帯の汎熱帯に分布し、日本にはハスノハギリとテングノハナが自生する。
分類
2亜科におよそ5属60種が属する[1][2]。
ハスノハギリ科自体はクスノキ科、モニミア科と近縁だと考えられている[1]。
過去の分類体系
クロンキスト体系ではクスノキ目に入れ、原始的な被子植物と見なす。新エングラー体系ではモクレン目に入れる。
脚注
- ^ a b c d Michalak, Ingo, Li‐Bing Zhang, and Susanne S. Renner. (2010). “Trans‐Atlantic, trans‐Pacific and trans‐Indian Ocean dispersal in the small Gondwanan Laurales family Hernandiaceae”. Journal of Biogeography 37 (7): 1214-1226. doi:10.1111/j.1365-2699.2010.02306.x.
- ^ Hernandiaceae in Stevens, P. F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website Version 7, May 2006 [and more or less continuously updated since].
外部リンク