ヌカボシクリハラン属
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ミツデヘラシダ
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分類
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種
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ヌカボシクリハラン属(ヌカボシクリハランぞく、糠星栗葉蘭属)とはウラボシ科に属するシダの一群である。この仲間は主にアジア・オセアニア・アフリカの亜熱帯から熱帯に広く生息し、園芸用やアクアリウム用として栽培・品種改良された種もある。園芸やアクアリウムの世界では、「ミクロソリム」、「ミクロソラム」、「ミクロソリウム」とも呼ばれる。日本では9種が知られている。
オキナワウラボシ (Phymatosorus scolopendria、シノニム:Microsporum scolopendria (Burm. f.) Copel.)は、オキナワウラボシ属に分類されている[1]。
主な種
- ミツデヘラシダ Microsorum pteropus
- 東南アジア原産で、日本では石垣島、西表島など南西諸島の限られた地域に自生している。アクアリウムの世界でミクロソリウムといえば、通常は本種か本種を基にした改良種を指す。
- ナローリーフ・ミクロソリウム Microsorum sp.
- ミツデヘラシダの近縁種で、未だに学名がついていない。東南アジア(タイ王国)原産。ミツデヘラシダより葉が細く、透明感が有る。
- アヤメシダ M. punctatum (L.) E. Copel
- 葉は単葉でオオタニワタリやシマオオタニワタリと似る。園芸種に葉先の分かれたシシバタニワタリ(M. punctatum 'Grandiceps')がある。
- ヌカボシクリハラン M. buergerianum (Miq.) Ching
- 本州南岸の一部から南に分布。森林内の地上、岩の上、樹皮上などを這う。葉の長さは30cmほど。クリハラン(Neocheiropteris ensata)に似るがやや小型で、葉脈が浮かない。日本本土においてもっとも普通に見られる種。
- タカウラボシ M. rubidium (Kunze) Copel.
- 森林内の渓流沿いの湿地にはえ、葉は高さ70cmに達する。葉は羽状に深裂し、細長い。奄美以南の琉球列島から、アジア・オセアニアの熱帯域に広く分布する。
参考文献
- ^ (英文)