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この項目では、タイトーのコンピュータゲームについて説明しています。お笑いコンビについては「DonDokoDon」をご覧ください。 |
『ドンドコドン』(DON DOKO DON)は、1989年に稼働したタイトーのアーケード用固定画面アクションゲームである。
後に家庭用ゲーム機などに移植された(#移植版)ほか、続編としてファミリーコンピュータ用ソフト『ドンドコドン2』(1992年)が発売されている。
ゲーム内容
2方向レバーでの左右移動と2ボタン(アクションとジャンプ)で木こりの老人であるボブとジムを操作し、画面内の敵全てを倒すことが目的となっている。敵はハンマーで殴り気絶させた後、それを担いで投げ、壁または別の敵に当てることによって、倒すことができる。固定画面のステージに配置された床ブロック上を移動し、画面内に配置された敵を全て倒すとステージクリア。全50ステージをクリアすると終了する。ボス戦は全5回。裏ステージあり。
アイテム
ステージ内で特定の動作によりステージによって決められた特定箇所にパワーアップアイテムが出現する。これらを獲得することによってさまざまな効果が発生する。効果はゲームを有利にするものが多い一方、中にはマイナスの効果をもたらすものもある。
ミスの条件
プレイヤーは以下の条件でミスとなり、残り人数が1人減る。
- 敵に当たる
- 敵の攻撃を受ける(レーザー攻撃など)
- ウォームに食べられる
その他
- このゲームはタイトー熊谷研究所の作品であり、それを示すために(恒例となっている)熊が表示されるフィーチャーがある。このゲームではデモプレイ中にアクションボタンを3回押すことによって表示される。
- 表の10面の左下付近でハンマーを振って雑魚を叩き続けるだけで、永久パターンになってしまう。
移植版
スタッフ
- アーケード版
- プロデューサー:河上聖治、松本俊明、酒匂弘幸
- ソフトウェア:石田一朋、木下昌也
- キャラクター:河上聖治、石川幸生、阿部幸雄、いしのみのり、沼田和博、五十嵐恒三、しのだてつや、V.A.P
- サウンド:ZUNTATA(高木正彦、山田靖子)
- ハードウェア:藤本克二郎、WHO MANCHU
- デザイン:永井寛保、V.A.P
- スペシャル・サンクス:緒方正樹、熊谷研究所
評価
- ファミリーコンピュータ版
- ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計23点(満40点)[9]、ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り19.77点(満30点)となっている[1]。
項目
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キャラクタ |
音楽 |
操作性 |
熱中度 |
お買得度 |
オリジナリティ
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総合
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得点
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3.81 |
3.09 |
3.33 |
3.26 |
3.09 |
3.19
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19.77
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- PCエンジン版
- ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計25点(満40点)[10]、『月刊PCエンジン』では80・80・80・80・70の平均78点、『マル勝PCエンジン』では7・7・7・6の合計27点(満40点)となっている。
続編
- ドンドコドン2(ファミリーコンピュータ版) - 開発はナツメが行っている。
脚注
関連項目
外部リンク