スレイブ・アイランド駅(英語: Slave Island Railway Station)は、スリランカの都市コロンボにある鉄道駅。スレイブ・アイランド地区にあり、コーストラインの通勤列車のみが停車する。
歴史
英領セイロン時代の1870年代、セイロン総督ウィリアム・ヘンリー・グレゴリーの時期に建設された。コーストラインは当初ゴール・フェイス・グリーンを通過するように設計されていたが、市民からの要求によってスレイブ・アイランドを通過する方へ路線計画が変更された。路線建設直後に駅の建設も行われた[1]。
1913年には路線で初めて2面のプラットホームを持つ駅となった[1]。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。
駅舎のアーチ構造などにヴィクトリアン様式を見ることができる。スリランカ鉄道の歴史に関する著者であるシリセーナ・ラージャパクサによると、イギリスの鉄道駅から影響を受けているとされる[1]。
立地
ゴール・フェイス・グリーンのすぐ東側にある商業地区スレイブ・アイランドにある。周りにはホテルやショッピングセンターも立地する[1]。
駅周辺
隣の駅
- スリランカ鉄道
- ■コーストライン
- セクレタリアット・ホールト駅 - スレイブ・アイランド駅 - コッルピティヤ駅
脚注
- ^ a b c d “Protecting historic Slave Island Railway Station”. Community/Livelihood Development. John Keells Group. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月6日閲覧。