「スウィート・リトル・シックスティーン」(英語: Sweet Little Sixteen)は、チャック・ベリーが作詞・作曲して1958年1月にシングルA面曲として発表した楽曲。同年発売のアルバム『ワン・ダズン・ベリーズ』にも収録された。
解説
1957年12月29日から30日のレコーディング・セッションで録音された曲の一つで、ベリー(ボーカル、ギター)以下ジョニー・ジョンソン(ピアノ)、ウィリー・ディクスン(ベース)、フレッド・ビロウ(ドラムス)が参加した[4]。なお、リリースされたヴァージョンはオリジナル・マスターよりも回転数が速められていた[5]。
母国アメリカではBillboard Hot 100で2位、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートでは1位に達した[2]。また、ベリーは本作で自身2作目の全英シングルチャート入りを果たし、最高16位を記録した[3]。
2004年に選出された「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では272位にランク・インし[6]、後の改訂では277位となった[7]。
映画『真夏の夜のジャズ』(1960年公開)にベリーの演奏場面が収録されている。
カバー
ザ・ビーチ・ボーイズが1963年にシングル・ヒットさせた曲「サーフィン・U.S.A.」は本作の替え歌で、ベリーの弁護士により訴えられ、1966年以降はベリーの名前もソングライティング・クレジットに記載された[8]。また、ベリーのオリジナル・ヴァージョンは下記のアーティストによりカバーされている。
脚注
外部リンク