ジョージ・キング

ジョージ・キング
George King
1962年
故人
ポジション PG
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 1928年8月16日
没年月日 (2006-10-05) 2006年10月5日(78歳没)
出身地 ウェストバージニア州ファイエット
身長(現役時) 183cm (6 ft 0 in)
体重(現役時) 79kg (174 lb)
キャリア情報
出身 チャールストン大学
ドラフト 1950年 89位
選手経歴
1951-1956
1957-1958
シラキュース・ナショナルズ
シンシナティ・ロイヤルズ
指導者経歴
1960-1965
1965-1972
ウェストバージニア大学
パデュー大学
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ジョージ・スミス・キング・ジュニア(George Smith King Jr.、1928年8月16日 - 2006年10月5日)は、アメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手、指導者。身長183cm、体重79kg。ポジションはポイントガード

経歴

選手時代

ウェストバージニア州ファイエット出身。チャールストン大学在学中に2年連続で州の年間最優秀アマチュアアスリートに選ばれた。1950年NBAドラフト8巡目でシカゴ・スタッグズに指名されたが入団せず、AAUで1年間プレーした後シラキュース・ナショナルズに入団した。

ナショナルズではドルフ・シェイズポール・シーモアらとともに主力として活躍し、2年目にリーグ3位の平均5.1アシストを記録した。チームは1955年NBAファイナルに進出してフォートウェイン・ピストンズと対戦し、激戦の末4勝3敗で初優勝を果たした。キングは、第7戦残り12秒で決勝フリースローを沈め、ラストプレーでアンディ・フィリップからスティールをあげて優勝を決定づける殊勲の活躍を見せた。

キングはナショナルズで5シーズンプレーし、1956年に一旦現役を引退した。母校チャールストン大学のヘッドコーチを短期間務めた後、1957年シンシナティ・ロイヤルズで現役復帰し、1シーズンのみプレーして再度引退した。NBAでの成績は、411試合の出場で通算4,219得点1,958アシスト(平均10.3得点4.8アシスト)であった。

コーチ時代

キングは1960年ウェストバージニア大学のヘッドコーチに就任し、5シーズンでチームをNCAAトーナメントに3度導いた。1965年パデュー大学に移り、1969年に学校史上唯一のNCAAトーナメント決勝進出を果たしたが、ルー・アルシンダー擁するUCLAに敗れた。1972年の退任後は同校の陸上競技部監督を1992年まで務め、NCAAの要職も歴任した。カレッジでのコーチ戦績は、12シーズンで211勝107敗(勝率.664)であった。

キングは1983年に母校チャールストン大学から名誉博士号を授与され、チャールストン大学とパデュー大学のアスレチック殿堂にも選ばれた。

2006年、78歳で死去。

個人成績

NBAチャンピオン
太字 キャリアハイ

レギュラーシーズン

Season Team GP MPG FG% FT% RPG APG PPG
1951-52 SYR 66 28.6 .406 .712 4.2 3.7 10.0
1952-53 71 35.5 .402 .643 4.0 5.1 11.2
1953-54 72 32.9 .376 .627 3.7 3.8 11.3
1954-55 67 30.1 .377 .611 3.4 4.9 8.9
1955-56 72 32.5 .372 .640 3.5 5.7 10.3
1957-58 CIN 63 36.1 .364 .617 4.9 5.3 9.7
Career 411 32.6 .382 .642 3.9 4.8 10.3

プレーオフ

Year Team GP MPG FG% FT% RPG APG PPG
1952 SYR 6 34.5 .352 .679 4.8 3.5 9.5
1953 2 33.5 .462 .833 2.5 4.5 11.0
1954 10 28.6 .403 .603 2.2 2.1 8.8
1955 11 33.7 .393 .636 3.7 5.6 11.5
1956 8 39.6 .361 .792 5.9 7.5 14.5
1958 CIN 2 39.5 .250 .667 2.5 3.5 9.0
Career 39 34.0 .372 .679 3.8 4.6 11.0

外部リンク