エンジェルは1899年8月1日にミズーリ州シーダーバレー(英語版)近郊で、グレン・デイヴィス・エンジェル(Glenn Davis Angel)とマーガレット・ベル・エンジェル(Margaret Belle Angel、旧姓マーシャル(Marshall))の間に生まれた。祖父ジェームズ・エドワード・エンジェルが生きている間は、混同を防ぐためにミドルネームのクロフォードで呼ばれていた。第一次世界大戦に従軍したとされるが[4]、終戦直前の1918年9月12日に徴兵登録された[5][6]という以上のことは不明である。20代の時に「ジミー」というあだ名がつけられ、以降生涯に渡ってその名前で呼ばれた[1]。
1937年10月9日、エンジェルは近くへの着陸を目指してこの滝に戻ってきた。エンジェルが操縦する、「エル・リオ・カロニ」(El Río Caroní、カロニ川(英語版)の意味)と名付けられた単葉機・フラミンゴ(英語版)には、2番目の妻のマリー、地質学者のグスタボ・ヘニーとその助手のミゲル・デルガドが乗っていた。エンジェルは機体を着陸させたが、その後、車輪が泥に沈み、離陸させることが不可能になった。一行は近くの集落まで11日間かけて険しい地形を歩いた。エンジェルらの活動が報じられると、この地域への世界的な関心が高まり、その後、綿密な科学探査が行われるようになった。
Flight to the Lost World of Venezuela Video by Jake Howland describing visiting Angel Falls in the 1950s, including images of Angel's abandoned airplane.