ジェームス・ウィルクス(James Wilks、1978年4月5日 - )は、イギリスの男性総合格闘家。イングランド・レスターシャー出身。アメリカ合衆国カリフォルニア州ラグーナ・ヒルズ在住[1]。ライトニングMMA所属[1]。元Gladiator Challengeウェルター級王者。TUF 9ウェルター級王者。
来歴
イースト・ミッドランズのレスターシャーに生まれる。1996年にアッピンガム・スクールを卒業後はボーンマス大学に進学し、2000年に卒業した。また同年6月、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡に移住した[2]。イギリスでは空手とテコンドーを学び、米国移住後はエリック・パーソンのもとでグラップリングを学んだ。2003年10月12日、ローマン・ミティシャンとの一戦でプロデビュー。
TUF
2009年にはUFCとの契約を賭けたリアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン9にマイケル・ビスピン率いるチーム・イギリスの一員として出演、1回戦ではチェ・ミルズに勝利、2回戦と準決勝はともにフランク・レスターに勝利し(離脱者が出たために敗者復活)、決勝に進出する。シーズンの収録終了後は地元で自らのジム「ライトニングMMA」をオープン、6月20日のThe Ultimate Fighter: United States vs. United Kingdom Finaleで行われた決勝ではアメリカチームに属していたダマルケス・ジョンソンと対戦、グラウンドで攻め続け1ラウンド終了間際にチョークで一本勝ちを収め、ウェルター級トーナメントを制した[3]。
UFC
2009年11月14日、UFC 105でマット・ブラウンと対戦し、マウントパンチでTKO負けを喫した[4]。
2010年6月12日、UFC 115でペーター・ソボッタと対戦し、3-0の判定勝ち。10月16日、UFC 120でクロード・パトリックと対戦し、0-3の判定負けを喫した[5]。
2012年5月14日、脊椎の負傷を理由に引退を表明した。
戦績
プロ総合格闘技
総合格闘技 戦績
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11 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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7 勝
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2
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4
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1
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0
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0
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0
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4 敗
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1
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1
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2
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0
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勝敗
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対戦相手
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試合結果
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大会名
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開催年月日
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× |
クロード・パトリック |
5分3R終了 判定0-3 |
UFC 120: Bisping vs. Akiyama |
2010年10月16日
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○ |
ペーター・ソボッタ |
5分3R終了 判定3-0 |
UFC 115: Liddell vs. Franklin |
2010年6月12日
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× |
マット・ブラウン |
3R 2:27 TKO(マウントパンチ) |
UFC 105: Couture vs. Vera |
2009年11月14日
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○ |
ダマルケス・ジョンソン |
1R 4:54 チョークスリーパー |
The Ultimate Fighter: United States vs. United Kingdom Finale 【ウェルター級トーナメント 決勝】 |
2009年6月20日
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○ |
マイク・ロブルス |
2R 4:27 腕ひしぎ十字固め |
Gladiator Challenge 85: Cross Fire 【GCウェルター級王座決定戦】 |
2008年10月25日
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○ |
ジョン・コール |
1R 0:26 TKO(パンチ連打) |
Apocalypse Fights 1 |
2008年8月7日
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○ |
ショーン・ナガノ |
2R 4:22 チョークスリーパー |
Universal Above Ground Fighting: Kaos on the Kampus |
2006年5月20日
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× |
パトリック・スパイト |
3分3R終了 判定0-3 |
Total Combat 13: Anarchy |
2006年3月11日
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○ |
レイ・リザマ |
1R 1:14 TKO(ドクターストップ) |
KOTC 41: Relentless |
2004年9月24日
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× |
ジミー・スミス |
1R 1:40 膝十字固め |
KOTC 39: Hitmaster |
2004年8月6日
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○ |
ローマン・ミティシャン |
2R 腕ひしぎ十字固め |
Universal Above Ground Fighting 4: Ultimate Cage Fighting 4 |
2003年10月12日
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アマチュア総合格闘技
獲得タイトル
表彰
脚注
関連項目
外部リンク