シルバーストーン(英語: Silverstone)は、レースサーキットで知られるイングランドノーサンプトンシャーの村・教区である。この村はトウスター(英語版)からはかつてのA43号線(英語版)経由で約4マイル (6.4 km)、M1モーターウェイの15Aジャンクションからは約10マイル (16 km)、M40モーターウェイ(英語版)の10ジャンクションおよびノーサンプトン、ミルトン・キーンズ、バンベリーからは約12マイル (19 km)の地点にある。人口は2011年の国勢調査では2,176人である[2]。A43号線は現在村の南西に迂回しており、村とレースサーキットをつないでいる。
歴史
この村はドゥームズデイ・ブックに記載がある。
中世には、この村の特産品は主として、ホイットルウッドの森(英語版)周辺で萌芽更新のために伐採された木材であった。Linnell Brothersは現在も材木置き場を運用している。
教区教会の敷地の北端には中世の養魚場が残っている。
教区教会
シルバーストーンは1200年には礼拝堂が存在した[3]。1780年ごろにジョージ王朝様式(英語版)の建物に建て替えられ、1841年に内陣を、1851年に北側の外陣(英語版)と祭服室(英語版)を増築した[3]。このすべての教会施設を1880年代に取り壊し[3]、現在のミカエルをまつったイギリス国教会教区教会(英語版)に建て替えた。これは、James Piers St Aubyn(英語版)が設計したゴシック・リヴァイヴァル建築であり、1884年に完成した[4]。
施設
この村には1件、「the White Horse Inn.」というパブがある。
この村から約0.5マイル (1 km)南にシルバーストン・サーキットがある。第二次世界大戦中はイギリス空軍の爆撃機基地であり、今はイギリスグランプリの伝統的な会場である。F1レースには毎年300,000人以上の観客が訪れる。
2013年9月にはサーキット内にシルバーストン大学工業高等専門学校(英語版)が開校した。
脚注
参考文献
外部リンク
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