シュテファン1世(Stephen I., 1271年3月14日 - 1310年12月10日)は、下バイエルン公。下バイエルン公ハインリヒ13世とハンガリー王ベーラ4世の娘エリーザベトの四男。オットー3世、ルートヴィヒ3世の弟。
聖職者になるはずだったが、これを拒否して下バイエルン公になった。次兄ルートヴィヒ3世が先に死去し、長兄オットー3世がハンガリー王に即位したため、短期間ながら不在の間のバイエルンを単独で統治している。1310年、オーストリア公フリードリヒ1世との戦闘のさなかに戦死した。
家族
1299年にヤヴォル=シフィドニツァ公ボルコ1世の娘ユディタと結婚、8人の子が生まれた。
- アグネス(1301年 - 1316年)
- ベアトリクス(1302年 - 1360年) - ゲルツ伯ハインリヒ3世と結婚。
- フリードリヒ(1303年)
- ユーディト(1304年)
- ハインリヒ14世(1305年 - 1339年) - 下バイエルン公
- エリーザベト(1306年 - 1330年) - オーストリア公オットー(フリードリヒ1世の弟)と結婚。
- オットー4世(1307年 - 1334年) - 下バイエルン公
- ルートヴィヒ(1308年)
脚注
参考文献
- Kersken, Norbert (2021). “Poland and the Polish People in Late Medieval German Historiography”. Germans and Poles in the Middle Ages. Brill