サンティアーゴ・デ・クーバ駅 (サンティアーゴデクーバえき、西 : Santiago de Cuba )は、キューバ共和国(通称:キューバ )サンティアーゴ・デ・クーバ州 サンティアーゴ・デ・クーバ市 にある主要な駅 である。
「サンティアーゴ・ヘネラル・セネン・カサス 」 (Santiago General Senén Casas ) としても知られる。
当駅は、国営企業であるキューバ鉄道 (FFCC: Ferrocarriles de Cuba ) が所有しており、町の港 (英語版 ) に近いパセオ・デ・マルティ (Paseo de Martí ) の中心部に位置している[ 3] 。
当駅は、ハバナ・セントラル (英語版 ) (Havana Central ) 、カマグエイ (英語版 ) (Camagüey ) およびサンタ・クララ (英語版 ) (Santa Clara ) とともに、キューバで2番目に重要な駅であり、鉄道網部門の本部となっている[ 4] 。
歴史
キューバの政治家セネン・カサス・レゲイロ (英語版 ) (Senén Casas Regueiro ) にちなんで名付けられた当駅が、1997年 に完全に改装および再建された[ 3] 。
港の税関近くに位置していた古い駅は、港の鉄道側線 のターミナルとなっている[ 5] [ 6] 。
駅構造
サンティアーゴ駅は、2つの丸天井で覆われて、隣接した庭に近代的な時計塔がある、大規模かつ近代的な建物 で構成された終点 である[ 7] [ 3] 。
駅の軌道と平行して、南側には港を扱う大きな倉庫 および側線がある。
二次倉庫は、アベニダ・ロス・ピノス (Avenida Los Pinos ) にある。
当駅は、ロス・ピノス (Los Pinos ) 区(「レパルト」)にあり、複線 となる路線は電化 されていない。
サンティアーゴ-サン・ルイスの複線ルートは、サンティアーゴからバヤモ (Bayamo ) およびグアンタナモ (Guantánamo ) までを連絡する列車用にも利用されている。
エル・クリスト (El Cristo ) 村の近くから出て、(グアンタナモへの路線にある)ラ・マヤ (英語版 ) (La Maya ) に着く分岐は、部分的に造られているだけである。
サービス
ハバナ・セントラルが主要な西側の駅であると同様に、当駅は主要な東側の鉄道の終点である。
当駅では、ハバナ -サンタ・クララ -カマグエイ -サンティアーゴを結ぶ最重要な「トレン・フランセス 」 (Tren Francés ) として、ほぼ全島を連絡しているいくつかの長距離列車を扱っている。
主にハバナ・セントラルにて発着している他の長距離列車は、サンティアーゴからマタンサス (Matanzas )、シエゴ・デ・アビラ (Ciego de Ávila )、ラス・トゥーナス (Las Tunas ) および他の都市を連絡している[ 8] [ 9] 。
パルマ・ソリアーノ (英語版 ) (Palma Soriano )、バヤモ、マンサニージョ (英語版 ) (Manzanillo )、グアンタナモおよびオルギン (Holguín ) への、いくつかの地方間および地方列車もある。
脚注
関連項目
外部リンク