コプリ・フィールディング(Anthony Vandyke Copley Fielding、一般には Copley Fielding、1787年11月22日 - 1855年3月3日)はイギリスの画家である。
略歴
ウェスト・ヨークシャーのSowerby Bridgeに生まれた。父親のネイサン・セオドア・フィールディング(Nathan Theodore Fielding)は画家で、フィールディング家の息子たちは皆、画家になった[1]。若い頃、王立水彩画協会(Royal Watercolour Society[2])の創立者の一人、ジョン・ヴァーリイ(John Varley)の弟子となった。1810年に王立水彩画協会の準会員、1813年に正会員になり、1831年に会長となり、没するまで会長を続けた。1824年に、サロン・ド・パリで金賞を受賞した。
優美な雰囲気のフィールディングの水彩画は人気があり、多くの海などの風景画を描いた。
フィールディングの作品はロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館の水彩画ギャラリーなどで見ることができる。
作品
脚注
- ^ フィールディング家の兄弟には、
- ^ 創立時の名称はSociety of Painters in Water Colours、その後、名前が何度か変わり、1881年からRoyal Watercolour Society
参考文献
- Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Fielding, Anthony Vandyke Copley". Encyclopædia Britannica (11th ed.). Cambridge University Press.
- S.C. Kaines Smith, 'A.V.C. Fielding', OWS Club, III, 1925-6, pp 8–30
- John Ramm, 'In Search of Nature', 'Antique Dealer & Collectors Guide', May 1999, Vol 52, No.10