『グリム・ザ・バウンティハンター』は、2012年7月26日にQuinRoseから発売されたPSP用恋愛アドベンチャーゲーム。グリム童話をモチーフとした乙女ゲーム作品である。
ストーリー
治安の機能が悪い国々では、賞金稼ぎ達が犯罪者を捕えて日々の糧にしていた。そして、その賞金稼ぎ達の元締めともいえる組織が、「グリム」だった。
主人公・リーザ=ベルネットは、グリムの本拠地のある国で活動する、新米の賞金稼ぎ。彼女はグリムの幹部である調停人になり、故郷にグリムを導入することを目指していた。
ある日、リーザのいる地域に重大犯罪者たちがやってきたとの情報が入り、リーザは、調停人のブレーメンから彼らのうちの1人を捕えてほしいと頼まれた。リーザは訝しみつつも依頼を引き受けたが、それがきっかけで、彼女達の運命が大きく変わってしまった。
登場人物
- リーザ=ベルネット (Lisa Bernet)
- 声 - 名前変更・音声ON/OFF可能
- 新米の賞金稼ぎで、ブレーメンの唯一の弟子。グリム制度を自分の故郷に導入するため、別の国から来た。
- 怒ると怪力を発する。貧乏な立場だが、前向きな性格をしている。
- アドルフ=ロット (Adolph Rot)
- 声 = 谷山紀章
- 最高の検挙率を誇る若手の賞金稼ぎ。
- ブレーメン=マルシュ (Bremen March)
- 声 - 安元洋貴
- リーザの師匠である賞金稼ぎで、グリムの中でも高い地位にいる。それでいて、表向きは酒場のマスターをしている。酒場の裏ではロバ、イヌ、ネコ、ニワトリを飼っている。
- ヘンゼル=ナシュカッツェ (Hansel Naschkatze)
- 声 - 森久保祥太郎
- グレーテルの兄で、兄弟で強盗や殺人を行っている賞金首だが、幼い子供のいる家を襲わないようにしている。甘い物好きで、悪事に用いる用具もそれをモチーフとしたものにしている。
- 主人公の匂いを気に入っている。
- グレーテル=ナシュカッツェ (Gretel Naschkatze)
- 声 - 鳥海浩輔
- ヘンゼルの弟。子供をいたぶる大人には容赦がない。
- 主人公の匂いを気に入っている。
- ジュール=ロズモンド (Jule Rosemonde)
- 声 - 櫻井孝宏
- 茨の生えた屋敷に暮らす賞金首。常に眠たそうな顔をしている。
- 毒とナイフが得意で、ナイフには必ず毒を塗る。新種の植物を作り出すことも得意だが、毒が仕込んであることが多い。
- ラプンツェル=ド=トゥルム (Rapunzel De Turm)
- 声 - 岸尾だいすけ
- 機密情報などを盗む怪盗で、一般人からの人気が高い。左目に特殊なデザインのモノクルをつけている。
- 自由気ままな性格で、飛行艇で世界中を飛び回っている。
- ヴィッダー=シャルム (Widder Charme)
- 声 - 柿原徹也
- 壊れた大時計に暮らす占い師兼情報屋。ジュールの友人。
- クローネ=フロッシュ (Krone Frosch)
- 声 - 梶裕貴
- 貴族の子息。賞金稼ぎにあこがれており、父親のコネなどを用いて主人公たちをサポートすることもある。
- トゥルーデ=フルーフ (Trude Fluch)
- 声 - 今井麻美
- 森の奥に暮らす魔女。実験とパン作りが好き。
関連グッズ
- ドラマCD
- グリム・ザ・バウンティハンター メーカー特典ドラマCD
- グリム・ザ・バウンティハンター 予約特典ドラマCD
- アンソロジー
- CDアルバム
脚注
外部リンク