グランドアイランド (USS Grand Island, PF-14) は、アメリカ海軍の哨戒フリゲート。タコマ級フリゲートの1隻。艦名はネブラスカ州の都市、グランドアイランドに因む。
艦歴
グランドアイランドは PG-112 (砲艦)として1943年11月27日にカリフォルニア州リッチモンドのカイザー・カーゴ社で起工する。1944年2月19日に PF-14 (哨戒フリゲート)としてウィリアム・シャクルトン夫人によって進水し、1944年5月27日に艦長H・L・モーガン少佐の指揮下就役した。
南カリフォルニア沖での整調巡航を終えた後、グランドアイランドは1944年9月12日に第12海軍管区に配属された。サンフランシスコ沖での気象観測艦および航空警戒任務に就き、西海岸での訓練演習に参加した。また時折対潜護衛任務にも従事した。
グランドアイランドは1946年3月26日にサンフランシスコを出航し、パナマ運河地帯を経由して4月13日にサウスカロライナ州チャールストンに到着、処分のため第6海軍管区に引き渡された。グランドアイランドは1946年5月21日に退役し、6月19日に除籍された。
合衆国の防衛任務には不必要であると宣言されたグランドアイランドは、ステート・デパートメント・フォーリン・リキデーション社に引き渡され、最終的に1947年6月16日、キューバに移管された。キューバ海軍ではマクシモ・ゴメス (Maximo Gomez) の艦名で活動した。
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