ガブリエーレ・チョッフィ(Gabriele Cioffi, 1975年9月7日 - )は、イタリア・フィレンツェ出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはディフェンダー。
経歴
選手
イタリア・トスカーナ州フィレンツェに生まれ、主にセリエC1やセリエBのクラブでプレーをした。トリノFCに所属していた2006-2007シーズンには唯一セリエAの舞台を経験し、その後2011-12シーズンをもってカルピFC1909で現役を引退した[1]。
指導者
現役引退後もカルピに留まり、2012-13シーズンはアシスタントコーチとして新たなキャリアをスタート。しかし2013年2月に監督と共に解任された[2][3]。2013年7月にはレガ・プロ・セコンダ・ディヴィジオーネのUSガヴォッラーノ(英語版)の監督に就任したが[4]、11月に解任された[5]。
その後はオーストラリアのイースタン・ユナイテッドFC(英語版)のユースコーチとして働いたり、イタリアでのアストン・ヴィラFCのキャンプのディレクターを務めたりしたのち、2015年11月にはレガ・プロのFCズュートティロールの下部組織の監督に就任した[6]。その3か月後にはUAEに渡り、アル・ジャジーラ・クラブでヘンク・テン・カテのアシスタントコーチの職に就いた[7]。
2016年12月14日、ジャンフランコ・ゾーラがイングランド・EFLチャンピオンシップのバーミンガム・シティFCの監督に就任すると同時に、チョッフィも同クラブのコーチに就任した[8]。翌年4月17日にゾーラが辞任をしたことに伴い、チョッフィらコーチもクラブを去った[9]。その後は再びUAEに渡り、アル・ダーフラFC(英語版)のコーチを務めた。
2018年9月7日、ハリー・キューウェルの後任としてイングランド・EFLリーグ2のクローリー・タウンFCの監督に3年契約で就任した[10][11]。初年度はクラブを残留に導き、翌シーズンも引き続き指揮を執っていたが、2019年12月3日に双方合意のもと契約を解除した[12]。
2020年9月、ルーカ・ゴッティ(英語版)監督率いるセリエAのウディネーゼ・カルチョのアシスタントコーチに就任した[13]。2021年12月7日、ゴッティが解任されると暫定的に監督に昇格[14]。シーズン終了まで勤め上げ、降格圏から離れた12位まで導いたが、2022年6月までの契約は更新されず退任した[15]。
2022年6月14日、同じくセリエAのエラス・ヴェローナFCの監督に2024年6月までの2年契約で就任した[16]。しかし、開幕からの9試合で勝ち点を5ポイントしか獲得できず、10月11日に解任された[17][18]。
2023年10月25日、アンドレーア・ソッティル(英語版)の後任として、セリエA18位のウディネーゼの監督に延長オプション付きのシーズン終了までの契約で再び就任した[19][20]。しかし降格圏付近から抜け出すことはできず、翌年4月22日に解任された[21]。
タイトル
選手
- カルピ
脚注
出典
外部リンク