| このページ名「 エルネスト・ルグヴェ岩礁」は 暫定的なものです。 代案としては エルネスト・ルグヴェ礁、エルネスト・ルグヴェ・リーフがあります。 (2015年12月) |
エルネスト・ルグヴェ岩礁(エルネスト・ルグヴェがんしょう、英語: Ernest Logouve Reef, Ernest Logouve Rock)は、南太平洋、ニュージーランドとトゥアモトゥ諸島(フランス領)の間に存在したとされる島。疑存島のひとつ。
エルネスト・ルグヴェ岩礁が初めて報告されたのは1902年のことで、フランスの船・エルネスト=ルグヴェ号(フランス語: Ernest‑Legouvé)の船長(名前不詳)によって報告されている。この報告では、岩礁は長さ約100メートルで近傍に別の岩礁も確認されたとしている[1]。そして、この岩礁は『Paris Notice to Mariners』の164/1122/1902に記載され、1957年2月9日には国際水路局(国際水路機関の前身)によって、南緯35度12分0秒 西経150度40分0秒 / 南緯35.20000度 西経150.66667度 / -35.20000; -150.66667に存在していると推測された。1982年と1983年になって周辺海域の探索が行われたものの、岩礁は発見されず、疑存島であると考えられるようになった。それにもかかわらず、2005年の『National Geographic Atlas of the World』において、エルネスト・ルグヴェ岩礁が記載されている[2]。
また、エルネスト・ルグヴェ岩礁の近傍には、ワチュセット礁 (英語: Wachusett Reef)、ジュピター礁 (英語: Jupiter Reef, Jupiter Breakers)、マリア・テレサ礁 (英語: Maria Theresa Reef)(タボル島 (フランス語: Île Tabor)、タボル礁 (フランス語: Récif Tabor)とも)といった存在しない島・礁が複数報告されていた。
脚注
関連項目