エルサレム県(アラビア語: محافظة القدس)(ヘブライ語:נפת אל קודס)は、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区の県。 県都は東エルサレムで、名目上の首都でもあるが、イスラエル軍に占領されている。 2014年7月1日の人口は41万1600人[1]で、ヨルダン川西岸地区の14.8%を占め、11県中2位。 面積は335km²で、ヨルダン川西岸地区の5.9%を占め、11県中8位。 人口密度は1228.7人/km²。
人口は2014年7月1日の値。
1948年~1949年の第一次中東戦争の後、エルサレムは分割された。 西エルサレムはイスラエルが、旧市街を含む東エルサレムをヨルダンが占領した。
1967年の第三次中東戦争で、イスラエルはヨルダン川西岸地区全域を占領し、東西エルサレムを統一した。
パレスチナ立法評議会の選挙区(エルサレム県選挙区、定数4)は東エルサレムを含み、在住のパレスチナ人は選挙権・被選挙権を有する。 2008年からアドナン・アル・フサイニ(英語版)が県知事を務めている。