エデュケーション・シティ・スタジアム(アラビア語: استاد المدينة التعليمية)はカタールのアル・ライヤーンに建設されたサッカー専用スタジアム。アル・ライヤーンにあるカタール財団の整備した教育施設エリアである「エデュケーション・シティ(英語版)」にある。2020年6月15日開場[2]。
2022 FIFAワールドカップの開催会場の一つで、準々決勝などが行われる予定。2020年9月3日に行われたカタール・スターズリーグの試合がこけら落としとなった[3]。
ギザギザのダイヤモンドカット風の外観が特徴。建築材料の20%に植物由来の材料を用い、環境面で非常に配慮されたスタジアムとなっており、2019年5月には環境評価システムであるグローバル・サスティナビリティ・アセスメントシステム(英語版) (GSAS) で5つ星の評価を得ている[4]。
歴史
2019年9月30日、国際サッカー連盟 (FIFA) は本スタジアムをカタールで開催されるFIFAクラブワールドカップ2019の3位決定戦と決勝戦の会場として発表。併せて、リヴァプールFCの初戦となる準決勝も主催する予定だったが、2019年12月7日に、本スタジアムの公式オープンが2020年初頭まで延期されたことを受けて、会場をドーハのハリーファ国際スタジアムに変更した。
その翌年、FIFAクラブワールドカップ2020が再びカタールで開催。本スタジアムも会場の1つとなり、2回戦・準決勝・3位決定戦、さらにはバイエルン・ミュンヘン対UANLティグレスの決勝戦が本スタジアムで行われた。 同年、AFCチャンピオンズリーグ2020の東ゾーンと西ゾーンの試合も主催。
FIFAワールドカップのリハーサル大会となった2021 FIFAアラブカップでは5試合が開催された。
2022 FIFAワールドカップ
脚注