エケベリア属

エケベリア属
Echeveria lilacina
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: ユキノシタ目 Saxifragales
: ベンケイソウ科 Crassulaceae
: エケベリア属 Echeveria[1]
  • 本文参照
Echeveria ‘Black Prince’ . 2018 Taichung World Flora Exposition, Taiwan.

エケベリア属Echeveria)とは、ユキノシタ目ベンケイソウ科に属するである。分布の80%はメキシコが占めており、中南米アメリカの岩場や樹木、乾燥地帯にも自生している[2]

属名は18世紀メキシコの植物画家で植物探検調査隊に加わったアタナシオ・エチェベリア・イ・ゴドイ(Atanasio Echeverría y Godoy)に由来し、19世紀前半にスイスの植物学者オーギュスタン・ピラミュ・ドゥ・カンドールによって命名された。ベンケイソウ科全体にいえることだが、この属にも多肉植物が多く含まれている。肉厚の葉が放射状に広がり、3~50cmのロゼットを形成する。多肉植物のなかでも人気の高い属であり、約180の原種のほか数多くの園芸交配種が存在する[3]。晩秋から春にかけて日によく当たると葉が紅葉し、早春から初夏にかけては小輪ながらも色鮮やかな花を咲かせる[3]

脚注

  1. ^ Angiosperm Phylogeny Group (2009). “An update of the Angiosperm Phylogeny Group classification for the orders and families of flowering plants: APG III” (PDF). Botanical Journal of the Linnean Society 161 (2): 105–121. doi:10.1111/j.1095-8339.2009.00996.x. http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1046/j.1095-8339.2003.t01-1-00158.x/pdf 2013年7月6日閲覧。. 
  2. ^ Characteristics of Genus Echeveria”. International Crassulaceae Network. 2024年6月7日閲覧。
  3. ^ a b エケベリアの基本情報|みんなの趣味の園芸”. 2024年6月7日閲覧。