アントニア・ダ・サンタ・クルス(Antônia da Santa Cruz、1905年6月13日 - 2022年1月23日)は、ブラジル・バイーア州在住だった長寿の女性。存命中はブラジルで最高齢、世界では3番目の長寿者であった[1]。また、ブラジルではフランシスカ・セルサ・ドス・サントスに次いで2番目に長生きした人物である。
来歴
1905年6月13日、バイーア州の農場で生まれる[2]。産まれた日がパドヴァのアントニオの没日であったため、アントニアと名付けられた[3][4]。スペインかぜの被害に遭ったこともあったが、一命をとりとめたという[5][6]。甥であるホセ・ルイス・メドラード(1955年- )を養子にした[4]。
2021年5月22日のジャンヌ・ボットの死去により、世界で最後の1905年生まれとなった。
2022年1月23日に死去。116歳224日没[7]。死去により生年に確証のある1905年生まれの人物は全員この世を去った。
脚注