アルナウト・ダニエルアルナウト・ダニエル (Arnaut Daniel 活動時期:1180年頃-1200年頃)(アルノー・ダニエル)は中世フランス南部の吟遊詩人トルバドゥールの一人。オック語による押韻の技巧を凝らした詩で知られる。 アルナウトの生涯についてはほんの僅かであるがヴィダス Vidas で触れられている。
セスティーナと呼ばれる6行6連詩を作った事でも知られ、またイタリア北部の清新体派の詩に影響を与えた事をダンテは『神曲』の中で示唆している。 "Lo ferm voler qu'el cor m'intra"「我が心にしのびこむ この切なる恋の思いを」、"Sol sui qui sai lo sobrafan"「我が知しり事は 悲しみのみ」など、19のカンソが残されている。 外部リンクウィキメディア・コモンズには、アルナウト・ダニエルに関するカテゴリがあります。 Information related to アルナウト・ダニエル |