アルカンタラ=テラ駅(ポルトガル語: Estação Ferroviária de Alcântara-Terra)はポルトガルのリスボンエストレーラ地区(英語版、ポルトガル語版)にある、リスボン近郊鉄道アザンブジャ線の駅。
アザンブジャ線の終点であるが、南方にカスカイス線に繋がる非電化の線路がある。ただし旅客用として使用されていない。
歴史
1887年4月2日にシントゥラ線(ポルトガル語版)[1]とオエステ線(ポルトガル語版)[2]の終点として開業した。ただし、オエステ線は1891年7月11日のロシオ駅開業まで終点として機能していた[3]。1891年8月10日にはアルカンタラ=テラからアルカンタラ=マール駅までの支線が開通し、シントゥラ線とカスカイス線が接続された。
2001年に2階建て車両の3500系(ポルトガル語版)が当駅とヴァラ・ノヴァ・ダ・ライーニャ(ポルトガル語版)の間で運行が開始された。
1991年から2008年の間、アルカンタラ=テラ駅〜アルカンタラ=マール駅間の高架連絡橋が存在していた[4]。
2015年6月14日のダイヤ改正により、当駅は平日のみの営業となり、週末は電車の運行が無くなった[5]。
駅構造
ホームは3面4線を有し、トレイン・シェッドに覆われている地上駅。その内2番線のみ南方にカスカイス線に繋がる線路が伸びているが、その他の番線のホームは頭端式となっている。ホームのの高さは40cmまたは90cm、長さは90mまたは210mある[6]。駅舎はホーム西側に位置する。
駅周辺
隣の駅
- ポルトガル国鉄
- アザンブジャ線
- カンポリデ駅(ポルトガル語版) - アルカンタラ=テラ駅
脚注
関連項目
外部リンク