アリオ札幌(アリオさっぽろ、英: Ario Sapporo)は、札幌市東区に立地するセブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン&アイ・クリエイトリンクが運営する大型ショッピングセンターである。
概要
サッポロビールの工場跡地に、イトーヨーカ堂のショッピングセンター開発・運営事業2号店として計画され、2004年秋に「苗穂ショッピングセンター」の仮称で出店を発表し、同年12月24日に起工[6]、2005年11月23日に開業した。
開業当初のアリオ札幌は、総合スーパーの「イトーヨーカドーアリオ札幌店」、ショッピングモールの「アリオモール」、連絡通路で直結しているアミューズメント施設の「スパ・レジャー館」で構成されている。『平成17年照明普及賞』受賞[7]。
イトーヨーカドーアリオ札幌店は、アリオ札幌の核店舗として1階から3階で営業していたが、2024年2月、イトーヨーカ堂はアリオ札幌店を含む北海道・東北の全店舗閉鎖を発表した[8]。この発表に先立ち、2階の「イトーヨーカドー子ども関連商品売り場」と3階の「衣料、寝具売り場」は、先行して、1月8日に営業を終了[9]。空いた2フロアには、3階に6月28日、「無印良品アリオ札幌店」、これに続いて2階には、7月26日に「ダイソーアリオ札幌店」がオープンしている[9]。1階の食品売場のみで営業を続けるアリオ札幌店は、2025年1月13日で閉店し[10]、跡地には同年3月頃を目処にイトーヨーカ堂と資本・業務提携関係にある地場食品スーパーのダイイチが出店する予定[11][12][13]。
なお、アリオ札幌店の閉店を機にスパ・レジャー館と第2立体駐車場は、閉鎖・解体されることになったが[14]、店舗設置者のイトーヨーカ堂の担当者は、大規模小売店舗立地法に基づく地元説明会で「解体は、賃借する土地を返す必要があるため」と説明、賃借契約を更新せず更地にして、土地を保有するサッポロホールディングスグループに返却することを示した[15]。
主なテナント
アリオモール
- 営業時間
- 専門店/2Fフードコート:10:00 - 21:00
- 1Fレストラン街:11:00 - 22:00
- 1F「ファッションとレストランのフロア」
- 2F「ファッションとフードコートのフロア」
- 3F「ファッションと住まいのフロア」
スパ・レジャー館
アクセス
2015年(平成27年)2月28日を以って無料送迎バス全路線の運行を廃止した[22]。
脚注
注釈
- ^ 丸善(現在の丸善雄松堂)の後継テナントとして入店[17]。
- ^ アリオ札幌開業時はセガの子会社による温浴施設「美遊菜(びゅーな)の湯」が入居していた[18]。2008年(平成20年)6月に撤退した後、ビル管理会社のアス研による「ヒーリングラウンジ スパシア」となったが、同年にアス研の自己破産により再び閉湯になる。2009年(平成21年)12月にルネサンスによる温浴設備とフィットネスクラブを融合した「スパ&フィットネス ルネサンス・アリオ札幌」がオープンした[19][20]。
出典
参考資料
関連項目
外部リンク