アマンダ・ヒバス(Amanda Ribas、1993年8月26日 - )は、ブラジルの女性総合格闘家。ミナスジェライス州バルジニャ出身。アメリカン・トップチーム所属。UFC世界女子フライ級ランキング10位・ストロー級ランキング8位。元Jungle Fightストロー級王者。
来歴
ブラジリアン柔術、柔道、ムエタイなどの師範である父親の下でトレーニングを開始し、柔道ではユースのブラジル代表チームに選出されるなど活躍した。その後、膝の怪我を負ったためスポーツから数年間遠ざかっていたが、友人が総合格闘技のトレーニングしてるのを見て、ヒバスも総合格闘技を開始した。
総合格闘技
2014年にアマチュア総合格闘技世界選手権のフライ級で優勝しプロへ転向。
2014年、プロ総合格闘技デビュー。Jungle Fightストロー級王座を獲得するなどの活躍を見せ、7戦6勝の戦績を収める。
UFC
2019年6月29日、UFC初出場となったUFC on ESPN: Ngannou vs. dos Santosでエミリー・ウィットマイアと対戦し、リアネイキドチョークで2R一本勝ち。
2019年10月15日、UFC Fight Night: Joanna vs. Watersonでマッケンジー・ダーンと対戦し、3-0の判定勝ち。
2020年7月12日、UFC 251でペイジ・ヴァンザントと対戦し、腕ひしぎ逆十字固めで1R一本勝ち。
2021年1月24日、UFC 257で女子ストロー級ランキング8位のマリナ・ロドリゲスと対戦し、スタンドパンチ連打で2RTKO負け。UFC初黒星となった。
2021年10月30日、UFC 267で女子ストロー級ランキング12位のビルナ・ジャンジロバと対戦し、3-0の判定勝ち[2]。
2022年5月14日、フライ級転向初戦となったUFC on ESPN: Błachowicz vs. Rakićで女子フライ級ランキング1位のケイトリン・チュケイギアンと対戦し、1-2の判定負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2023年3月4日、UFC 285で女子フライ級ランキング8位のビビアン・アラウジョと対戦し、3-0の判定勝ち。
2023年6月24日、UFC on ABC: Emmett vs. Topuriaで女子フライ級ランキング11位のメイシー・バーバーと対戦し、グラウンドの肘打ち連打で2RTKO負け。
2023年11月18日、UFC Fight Night: Allen vs. Craigで女子ストロー級ランキング9位のルアナ・ピニェーロと対戦し、右スピニングバックキックを効かせ右ストレートでダウンを奪い、パウンドで3RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[3]。
2024年3月23日、UFC on ESPN: Ribas vs. Namajunasで元UFC世界女子ストロー級王者ローズ・ナマユナスと対戦し、0-3の5R判定負け[4]。
戦績
総合格闘技 戦績
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18 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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13 勝
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4
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4
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5
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0
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0
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0
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5 敗
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3
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0
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2
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0
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獲得タイトル
表彰
- UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
- UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(1回)
脚注
関連項目
外部リンク