しらはま丸は、東京湾フェリーが運航しているフェリー。本項目では1989年就航の2代目を取り扱う。
概要
住友重機械工業浦賀造船所で建造され、1989年12月に久里浜 - 金谷航路に就航した。
就航航路
- 2010年の減便以降はかなや丸 (3代)と2隻で就航している。
2017年12月から2022年12月まで千葉県と南房総にある5つの自治体の協力を受け、千葉県の公式マスコット「チーバくん」のイラストを描いたラッピングを貼り付けて運航していた。[1]
また2023年11月から黒船来航170周年を機会に横須賀市などの協力の下、黒船「サスケハナ号」に模したラッピングを施工し、船内にも黒船来航にまつわる展示などが施されて運航されている。[2]
設計
船体は4層構造で、上部から遊歩甲板、上部旅客甲板、下部旅客甲板、車両甲板となっている。下部旅客甲板の後部は乗用車搭載区画となっており、バリアフリー対応や多客時等に車両を搭載する。車両甲板の前後にランプを装備するが、船尾のランプは左舷側にオフセットされている。下部旅客甲板の乗用車搭載区画へは舷側から岸壁に設けられたスロープで車両を搭載する。
船内
操舵室の後部に貸し切りのグリーン室、上部旅客甲板に売店および軽食を提供するスナックが設置されている。また、房総半島のゴルフ場へ向かうゴルフ客の利便を図るため、下部旅客甲板の船室外にゴルフバッグ置き場が設けられている。
船室
設備
パブリックスペース
供食・物販設備
脚注
外部リンク