『あふがにすタン』は、ちまきingがWeb上で連載していた日本のWeb漫画作品、その主人公の少女の事を指す。愛称は「あふがん」。アフガニスタンとその周辺国を萌え擬人化した作品である。
概要
アフガニスタンとその周辺国を題材とした4コマ漫画である。19世紀の帝国主義の時代から続くアフガニスタン周辺の紛争、産業、近年の動向などを漫画を交えて解説されている。「たん」はスターン (地名)にたん (接尾語)を掛けたもの。
ウェブサイトではモノクロで掲載され、単行本ではカラーになっている。
2005年7月26日、幾度の延期を経て三才ブックスから単行本『あふがにすタン』(ISBN 9784861990090)が発売された。2007年12月には続編の『ぱきすタン』(ISBN 9784861991165)の単行本化が同社から発表され、翌2008年8月に発売された。
あふがにすタンの登場人物
カッコ内はモデルとなった国・組織。
- あふがにすタン(アフガニスタン)
- 本作の主人公。癖の強い隣人に囲まれた薄幸な少女。
- 少々泣き虫で、口癖は「あふっ」
- ぱきすタン(パキスタン)
- 自慢したがりで寂しがり屋。あふがにすタンのことを慕っている。
- うずべきすタン(ウズベキスタン)
- 威張りんぼうで負けず嫌い。ぱきすタンとよくケンカをしている。
- たじきすタン(タジキスタン)
- ケンカっ早いが仲直りも早い江戸っ子気質。実は少女趣味。
- きるぎすタン(キルギスタン)
- 要領がよく、毒舌家。いつも木馬に乗っている。
- とるくめにすタン(トルクメニスタン)
- 何を考えているかわからない、不思議な性格の持ち主。
- めりけん(アメリカ合衆国)
- 近所で一番のお金持ち。ケンカが強く、自分の正義を疑わない。
- あるにゃいだ(アルカーイダ)
- ご近所を騒がす野良猫集団。外泊中のあふがん宅に住み着いてしまった。
関連項目