Visit Japan Webサービス(ビジット・ジャパン・ウェブ・サービス、英語: Visit Japan Web)は、デジタル庁が提供する、海外からの入国者[注釈 1]が入国時に検疫・入国審査・税関申告の入国手続等をオンラインで行えるウェブサービスである。現時点[注釈 2]では、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港、那覇空港でのみ利用することが出来る[1]。
概要
対応言語は日本語・英語。利用にあたり、電子化[注釈 3]された検査証明書とパスポートが必要である。
またデジタル庁は以下のことが可能としている。[2][3]
入国前に出来る事
- 電子化された陰性証明書のアップロード
- WEB上での税関申告事前登録
- (外国籍のみ)外国人入国記録の登録
入国時に出来る事
- 登録された陰性証明書の提示(アップロードされた内容を提示)
- 入国審査時、事前登録した内容を二次元コードにて表示
- 税関申告時、事前登録した内容を二次元バーコードにて提示
沿革
2021年12月15日、同月20日に利用開始となる事を発表した。[4]
12月20日、新型コロナワクチン接種証明書アプリの公開と同時にVisit Japan Webの運用を開始した。
2022年6月17日、空港での検疫手続の事前登録ができる「ファストトラック」との情報連携(データ引継ぎ)が可能になった。[5]
8月9日、海外で取得した接種証明書の内容をVisit Japan Webに登録すると、国内提示用フォーマットで保存・表示できる機能がリリースされた。
脚注
注釈
- ^ 日本に入国する外国人だけでなく、海外から帰国する日本人も利用することができる。
- ^ 2023年2月23日時点。
- ^ PDFまたは画像化してあるのが条件。
出典
関連項目
外部リンク