『Velvet Velvet』(ヴェルヴェット・ヴェルヴェット)は、カーネーションの14枚目のアルバム。2009年11月25日に自身のレーベルCosmic Sea Recordsより発売(Pヴァイン・レコードとの共同リリース)。
メンバーが2人(直枝政広、大田譲)になってから初のオリジナルアルバムである。脱退したドラムの矢部浩志に代わり、中原由貴が参加している。
シングル曲「ジェイソン」以外は全て新曲。限定盤のみPVを収録したDVDが付属。ジャケットは向き合う2つの椅子で、アーティスト名の上に「Songbook」と表記されている。
タイトルのVelvetとはパイル織物のことで、「滑らかに」という意味。
ディスクユニオンの初回特典のみ、メンバーによる全収録曲の解説コメンタリーCD-R付属。
本作はA面とB面を意識して作られており、「ジェイソン」からB面が始まるという。
なお、「Dream is Over」でアルバムの本編は終わり、「遠い空 響く声」はエンドロールの曲であるという。
全体を通して「歌詞」が重視されている[1]。
2010年、本アルバムで「OTOTOY Award 2009」 (Member's Choice Award) のランキング1位を記録した。
収録曲
- Velvet Velvet
- さみだれ
- 田園通信
- Annie
- この悲しみ
- Willow in Space
- ジェイソン
ホラー映画の登場人物の「ジェイソン」とは無関係。インディーズ時代の代表曲『夜の煙突』の世界観と繋がっているという。
- For Your Love
- 砂丘にて
- Songbook
- Dream is Over
- 遠い空 響く声
中間の空白は全角表記だが、配信では半角で「遠い空 響く声」となっている。
限定版DVD
- ジェイソン
- Velvet Velvet
- Making of "Velvet Velvet"
出典
- ^ 「コメンタリーCD」のメンバーのコメント
外部リンク