『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』(ヴァルハラ)は、ベネズエラに拠点を置くSukeban Games(英語版)が開発したサイバーパンクバーテンダーアドベンチャーゲーム。
2016年6月21日にSteamで配信開始されたのち[2]、日本ではPLAYISMよりPlayStation Vita版が2017年11月16日に[1]、PlayStation 4版およびNintendo Switch版が2019年5月30日に発売された[3]。
システム
かつてPC-9801で発売されていた日本のアドベンチャーゲームにインスパイアされたレトロ調の作品[4]。
プレイヤーはバー「VA-11 Hall-A」のバーテンダーとなり、客から注文を受け、カクテルを作り提供していく。提供したカクテルによって物語が分岐する[5]。
製作
クリエイターのChristopher Ortizは「サイバーパンクは大好きだけど、特に傾倒していたのは押井守。『攻殻機動隊』を代表に小さな頃からずっと彼の作品を見ていた。「攻殻機動隊」がもっとも強く『VA-11 Hall-A』の雰囲気作りに影響を与えた作品だと思う」と語っている[6]。
ストーリー
西暦207X年、グリッチシティ。ここは、存在すべきでない街。大企業と犯罪帝国が牛耳り、無力なる人々が何とかこの場所で生き抜いていた。そんな彼らにとってオアシスたる場所がスラム街のそばにある。その場所は『Va-11 Hall-A』、通称『ヴァルハラ』。そこでバーテンダーとして働くジルがいた…。
登場人物
- ジル(Jill)
- 本作の主人公。207X年のグリッチシティにあるバー「VA-11 Hall-A」のバーテンダーの女性。昔の恋人のことを引きずっている。
- デイナ
- 「VA-11 Hall-A」の女性オーナー。元プロレスラー。
- ギル
- 「VA-11 Hall-A」の男性バーテンダー。
- アルマ
- グラマラスな体型の美人ハッカー。通称おっぱいハッカー。姉の関係に悩んでいる。
- アナ
- ボブカットと黒いセーラー服を着た謎の少女。その姿はジルにしか見えない。
- ドロシー
- 底抜けに明るい女性アンドロイド。
- すとり~みんぐチャン
- 自分の日常生活を24時間365日生放送配信するストリーマー。彼女が生放送配信中は画面にコメントが流れていく。
- テイラー
- ガラス容器に入った人間の脳。
- セイ
- 街の治安を守るホワイトナイト。
- ステラ
- 大企業の社長令嬢。セイとは幼馴染。
- キラ☆ミキ
- 女性型リリム。グリッチシティの人気アイドル歌手。
- ガビィ
- 物語のカギを握る謎の少女。
- ディール
- ベティ
- ジェイミー
- ドノヴァン
- キム
- ヴァージリオ
- イングラム
- マリオ
- アート
- ノーマ
- ブライアン
出典
関連項目
外部リンク