SSCクリケット・グラウンド(英語: SSC Cricket Ground)、正式名称シンハリーズ・スポーツ・クラブ・クリケット・グラウンド(英語: Singhalese Sports Club Cricket Ground, シンハラ語: සිංහල ක්රිඩා සමාජ ක්රීඩාංගනය, タミル語: சிங்களவர் விளையாட்டுக் கழக அரங்கம்)は、スリランカ最大級のクリケット競技施設[1][2]。数々の国内選手権決勝や国際試合の会場となっている。しばしば「スリランカのローズ」と呼ばれる[3]。会場初のテスト・クリケットは1984年のニュージーランド代表対スリランカ代表の試合で、会場初のワン・デイ・インターナショナルは1982年のイングランド代表対スリランカ代表の試合[2]。ホームチームであるスリランカ代表の2015年1月時点での会場戦績は38試合で18勝6敗14引き分け[4]。
歴史
1899年、地域の名門私立学校の連合チームがプロチームに勝利した。その後シンハラ人のみのチームを作ろうという機運が生まれ、プロチームのシンハリーズ・スポーツ・クラブ(SSC)が創設された[5]。このチームがヴィクトリア公園(現:ヴィハーラ・マハー・デーウィ公園)内の土地を借り、競技場を作った[6]。
その後、1952年にSCCがメイトランド・プレイスに20エーカーの土地を借り、現在の場所に移転した。この場所は、第二次世界大戦時には連合軍の飛行場として利用されていた[2]。
グラウンド
地上のパビリオンは1956年に地元のナイトクラブの出資によって完成した[6]。その後70年代半ばに巨大なスコアボードとスクリーンが設置された。グラウンドにはメディアセンターやコメンタリー・ボックスも設置されている。
脚注
- ^ “Sinhalese Sports Club Ground (Maitland Place)”. cricket.yahoo.com. Yahoo Cricket. 2009年3月23日閲覧。
- ^ a b c “Sinhalese Sports Club”. www.cricinfo.com. Cricinfo. 2009年3月23日閲覧。
- ^ “Sinhalese Sports Club”. 2015年2月5日閲覧。
- ^ “Aggregate/overall records”. ESPN Cricinfo. 5 February 2015閲覧。
- ^ “Test venues in Sri Lanka: The Oldies”. The Papare. 6 May 2020閲覧。
- ^ a b Kumar Sangakkara (3 August 2003). “Sri Lanka cricket – serious winning business!”. Sunday Observer. 5 June 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月23日閲覧。
外部リンク