SKNザンクト・ペルテン
SKNザンクト・ペルテン(ドイツ語: SKN St. Pölten)は、オーストリア・ニーダーエスターライヒ州の州都ザンクト・ペルテンをホームタウンとするサッカークラブ。オーストリア・ブンデスリーガに加盟。男子トップチームは長年に渡りブンデスリーガ1部に所属していたが、2021年夏以降はオーストリア・ブンデスリーガ2部に所属している。女子トップチームはオーストリア・女子ブンデスリーガ1部屈指の強豪で、UEFA女子チャンピオンズリーグの常連である[1]。 歴史前身のクラブFCNザンクト・ペルテン及びVSEザンクト・ペルテンの解散後、2000年6月に創設された新興クラブ。ザンクト・ペルテン市にあるニーダーエスターライヒ州のオーストリアサッカー協会育成アカデミーの運営を引き継ぎいだことにより、特例として5部からリーグに参戦した(本来の規定上は9部から)[2]。2年連続でリーグ優勝及び昇格を果たし、2002-03シーズンからレギオナルリーガ(3部)に属した。2007-08シーズンにはオーストリア・ブンデスリーガ2部に昇格。2008-09シーズン以降は5位、4位、5位、5位、4位、4位、5位と中位をキープ。 2013-14シーズンにはオーストリア・カップで準々決勝でSVリート、準決勝でSKシュトゥルム・グラーツに勝利し、オーストリア・ブンデスリーガ2部所属ながら決勝戦進出を果たした。決勝ではFCレッドブル・ザルツブルクに2-4で敗れたが、レッドブル・ザルツブルクがオーストリア・ブンデスリーガ1部優勝によりUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したため、繰り上げでクラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した[3]。 UEFAヨーロッパリーグでは予選2回戦から出場。Aグループ(ブルガリア1部)のPFCボテフ・プロヴディフを合計スコア3-2で破り3回戦に進出した。3回戦ではオランダのPSVアイントホーフェンと対戦。ルーク・デ・ヨング、メンフィス・デパイ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムらを擁するPSVにホームで2-3、アウェーで0-1のスコアで敗退した[4]。 2015-16年シーズンにクラブ史上初となる2部優勝とオーストリア・ブンデスリーガ1部昇格を決めた[5]。 2011年3月、新サッカー専用スタジアムNV・アレーナが完成。こけら落としにはSKラピード・ウィーンとスパルタ・プラハが参加した特別親善トーナメントが開催された。最初の国内リーグ戦は2012年7月20日に開催され、ファースト・ヴィエナFC相手に5-2で勝利した。 VfLヴォルフスブルクとの提携関係2021年5月、ドイツ・ブンデスリーガ1部に所属するVfLヴォルフスブルクと2025年までの業務提携を締結した[6]。両クラブの男子・女子部門におけるチーム強化の情報共有、国際市場におけるスカウティング、人材交流、国際マーケティングなど競技面に限定されない様々な取り組みを共同で進めていくと公表した[7][8]。 タイトル国内タイトル
国際タイトルなし 過去の成績
欧州での成績
現所属メンバー
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
歴代所属選手→詳細は「Category:SKNザンクト・ペルテンの選手」を参照
GK
DF
MF
FW
女子サッカー部門→詳細は「SKNザンクト・ペルテン (女子)」を参照
オーストリア・女子ブンデスリーガ1部屈指の強豪で、UEFA女子チャンピオンズリーグの常連である。主にオーストリア女子代表選手や東欧各国の代表選手をターゲットに絞った積極的な補強が大々的に行われており、UEFA女子チャンピオンズリーグにも2015-16シーズン以降毎年出場している[1]。
脚注
外部リンク
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