SBカワスミ

SBカワスミ株式会社
SB-KAWASUMI LABORATORIES, INC.
種類 株式会社
市場情報
東証2部 7703
1987年2月23日 - 2020年10月28日
本社所在地 日本の旗 日本
210-8602
神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番4号
設立 1957年(昭和32年)6月26日
業種 精密機器
法人番号 5320001009417 ウィキデータを編集
事業内容 医療機器・医薬品の開発・製造・販売
代表者
  • 代表取締役会長 小林孝
  • 代表取締役社長 齊野猛司
資本金 3億10百万円
(2021年3月31日現在)[1]
売上高 単体:202億86百万円
(2021年3月期)[1]
経常利益 単体:1億33 百万円
(2021年3月期)[1]
純利益 単体:16億6,100万円
(2024年3月期)[2]
総資産 単体:288億8,400万円
(2024年3月期)[2]
従業員数 連結:2,679人 単体:884人
(2021年10月1日現在)[3]
決算期 3月31日
主要株主 住友ベークライト 100%
(2020年10月30日現在)
主要子会社 Kawasumi Laboratories (Thailand) Co.,Ltd
Kawasumi Laboratories America, Inc.
外部リンク https://www.sb-kawasumi.jp/
テンプレートを表示

SBカワスミ株式会社(エスビーかわすみ、: SB-KAWASUMI LABORATORIES, INC.)は、医療機器医薬品製造販売を行う日本の企業である。旧社名は川澄化学工業

住友ベークライトの100%出資会社。

概要

人工腎臓人工心肺装置、カテーテルや採血・輸血・輸液システムなどの医療機器・医薬品などが有名。

本社所在地は神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番4号[4]。生産は大分県内の3工場及びタイの100%出資子会社KAWASUMI LABORATORIES (THAILAND)CO., LTD.の2工場で行われる。

沿革

  • 1954年昭和29年)12月 - 創業。日本初のディスポーザブル(使い捨て)タイプの採血・輸血セットを生産販売。
  • 1957年(昭和32年)6月26日 - 東京都大田区に川澄化学工業株式会社を設立。
  • 1967年(昭和42年)5月 - 大分県南海部郡弥生町(現・佐伯市)に佐伯工場竣工。
  • 1969年(昭和44年)9月 - 人工腎臓用血液回路を生産販売。
  • 1977年(昭和52年)11月 - 大分県南海部郡弥生町(現・佐伯市)に弥生工場竣工。
  • 1978年(昭和53年)3月 - タイに合弁会社「タイカワスミ」(現・KAWASUMI LABORATORIES(THAILAND))を設立。
  • 1979年(昭和54年)1月 - 世界初の高圧蒸気滅菌によるKF-11ダイアライザーを開発。
  • 1983年(昭和58年)11月 - 大分県大野郡三重町(現・豊後大野市)に三重工場竣工。
  • 1985年(昭和60年)4月 - 東京都品川区に本社社屋を新設、本社移転。
  • 1987年(昭和62年)
    • 2月 - 東証二部上場。
    • 12月 - ソフトバッグタイプの生理食塩液を生産販売。
  • 1991年平成3年)2月 - アメリカにKAWASUMI LABORATORIES AMERICAを設立。
  • 1995年(平成7年)4月 - 成分献血用の成分採血キットを生産販売。
  • 2003年(平成15年)7月 - 大容量の「カワスミ生理食塩液L」を生産販売。
  • 2005年(平成17年)6月 - CTAダイアライザーの海外生産を開始。
  • 2010年(平成22年)10月 - 大分県臼杵市に川澄プラテック株式会社を設立。
  • 2011年(平成23年)
    • 1月4日 - 東京都港区に本社を移転するとともに、佐伯工場内に本店を置く。
    • 4月 - 大分県臼杵市に野津工場竣工。
  • 2013年(平成25年)6月 - 大動脈用ステントグラフト「カワスミNajuta胸部ステントグラフトシステム」を生産販売。
  • 2017年(平成29年)4月 - 子会社である川澄プラテックを吸収合併。
  • 2018年(平成30年)12月 - 子会社であるナムシントレーディング(タイ)を解散、清算手続開始。
  • 2019年(平成31年)3月 - 住友ベークライトと資本業務提携。住友ベークライトが当社の発行済株式数の20.76%を譲り受け、同社の持分法適用関連会社となる[5]
  • 2020年令和2年)
    • 10月1日 - 住友ベークライトによる株式公開買付けが成立[6]
    • 10月28日 - 東証二部上場廃止[7]
    • 10月30日 - 株式売渡請求により、住友ベークライトの完全子会社となる。
  • 2021年(令和3年)10月 - 住友ベークライトの医療機器業務を吸収分割により継承、商号をSBカワスミ株式会社に変更[8]

生産拠点

脚注

関連項目

外部リンク